AMD Zen 5アーキテクチャはZen 4より40%高速化する噂
ハードウェア内部情報に詳しいKepler_L2氏によるとAMD Zen 5 CPUはZen 4から比較して約40%高速化されるそうです。あくまでも噂であり実際どうなるか分かりませんが俄然楽しみになってきました。
AMDはソケット2世代目から乗り換えるとだいたい良い結果に繋がることが多く今回も当てはまるのかもしれません。個人的にZen 4 APUを狙っていたのでとても悩ましいところ。
Anandtech Forumの投稿から発覚
Core for core Zen5 is >40% faster than Zen4 in SPEC.
Kepler_L2 – Anandtech Forums
新情報は優れたリーク実績を持つ@Kepler_L2氏からもたらされました。彼の投稿によると2024年後半に発売を控えているZen 5アーキテクチャは大幅にパワーアップしており、デスクトップ/ノート/サーバーなどさまざまな分野で発揮されます。
旧世代Zen 4から比較するとコア性能が40％高速化し、これはSPECベンチマークで達成したそうです。整数なのか浮動小数点かは明らかになっていませんが、もし整数であれば多くのアプリケーションで使用されるためシングル性能/マルチ性能ともに期待できます。
📌過去には52%飛躍した事例あり
もしこの噂が実現すればAMDは一世代で飛躍的に向上することになり初代Zenの発売当時を思い出します。（Excavator → ZenでIPCが52%向上）
現時点のAMD公式発表まとめ
AMD Zen 5アーキテクチャに関する情報は現時点であまり報道されておらず今までの公式発表をまとめると次のようになります。
| 1 | パフォーマンスと効率の向上 |
|---|---|
| 2 | フロントエンドと多くの問題に対する再パイプライン化 |
| 3 | 統合されたAIおよび機械学習の最適化 |
まず最初にデスクトップPC向けのGranite Ridgeが投入されSocket AM5で動作します。その次にZen 5 CPUとRDNA3+ GPUを組み合わせたモバイル向け、そして最後にEPYCラインナップと続きます。
2024年下半期から発売されますがあくまでもZen 5のスタート地点に過ぎません。3D V-CacheやThreadripper、さらに改良されたバージョンの製品が登場するので今後の情報も楽しみにお待ちください。
📌次回の公式発表は6月？
2024年6月4日から行われるコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」にてZen 5に関する新たな情報が期待されます。
