AYANEO 2登場でさらに活気付くポータブルゲーミングPC
Steam Deckのライバルとして登場するもあまり振るわなかったAYANEOシリーズ。その新機種『AYANEO 2』が大幅にスペックアップして再び戦いを挑みます。
ターゲット層が異なりますが超ハイエンド志向のoneXplayer 2もありますし選択の幅が大きく広がりますね。ポータブルゲーミングPC界隈も白熱してきました。
そしていまだに1年近くもSteam Deckを待ち続ける日本とは。Steam Deckが日本上陸する頃には勢力図がだいぶ変わっていそうな気がします。
YouTube公式配信
本日から出荷が始まるポータブルゲーミングPC『AYANEO 2』についてスペックや見た目などの展示がYouTubeライブストリームを通じて配信されました。
ライバルはSteam DeckおよびNintendo Switchなど大手メーカーになり、携帯型ゲーム機はいま最も需要がある市場として熱い戦いが繰り広げられそうです。
今出荷されたということは今年のホリデーシーズンに間に合うかもしれません。AYANEO 2が強力な革命をもたらしてくれると期待しています。
Zen3+ RDNA 2搭載
CPU | AMD Ryzen 7 6800U 4.7GHz 8C/16T |
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GPU | AMD Radeon 680M |
RAM | LPDDR5-6400 |
TDP | 15~32W |
ストレージ | PCIe 4.0 M.2 2280 SSD (最大8TB) |
コントローラー | ジャイロスコープ機能 バイブレーション機能 ボタン連射機能 ABXYボタン / RC, LC |
インターフェイス | USB 4.0 (外付けグラボ対応) TFカードサポート (最大300MB/s) Bluetooth 5.2 Wi-Fi 6 (9.6Gbps) |
バッテリー | 50.25Wh |
重量 | 656g |
従来のRyzen 4500Uから6800Uに大幅スペックアップを行いました。特にRadeon 680Mを組み込んだGPUは強力なグラフィック能力を保有しています。
詳しいベンチマーク比較はoneXplayer 2のページを見ていただくとして、結果を書くとCPU性能1.9倍、GPU性能2.7倍になります。
ついに到達したSteam Deckを超える性能…しかし気になるのはお値段です。円安の今おそらく20万円前後になると予想しています。
AYANEO 2 6800U+16G+512G, $1,005
AYANEO 2 (B.Duck variant) 6800U+16G+1T, $1,055
AYANEO 2 6800U+16G+1T, $1,105
AYANEO 2 (B.Duck variant) 6800U+32G+2T, $1,285
AYANEO 2 6800U+32G+2T, $1,306
AYANEO 2 (Retro Power variant) 6800U+32G+2T, $1,356
いくつかオプションが用意されておりメモリー + ストレージの組み合わせで価格が異なります。またB.Duckのかわいいアヒルがデザインされた限定版も購入可能です。
他にも任天堂ゲームボーイのカラーリングを真似たレトロパワー版やダークグレーのジョイスティックなど、好みに応じてシンプル/かわいい/かっこいい本体を選べるのもAYANEO 2の魅力です。
今回のライブストリームに登場しなかったAYANEO GEEKについては2023年1月中旬頃に出荷される見込みになっており、おそらく12月中旬もしくは下旬の放送で詳細を発表するかもしれません。