CD Projekt RED幹部「ソロゲームにアイテム課金は相応しくない」と発言
ウィッチャー3やサイバーパンク2077の開発元で知られるCD Projekt REDは「同スタジオで製作される今後のソロゲームにはアイテム課金を導入しない」と宣言していたことが分かりました。
これはポーランドの金融サイトStockWatchで行われた投資家向けチャットから抜粋したものでありCD Projekt REDの幹部数名が参加されました。
将来のゲームにマイクロトランザクションを追加する予定はありますか?
【原文】
Czy do przyszłych gier zostaną dodane mikrotransakcje?
シングルプレイゲームにマイクロトランザクションを導入することは相応しくないと考えていますが、マルチプレイゲームに導入する可能性が無いとは言い切れません。
【原文】
Nie widzimy miejsca dla mikrotransakcji w przypadku gier single player, natomiast nie wykluczamy, że skorzystamy z tego rozwiązania w przyszłości w przypadku projektów multiplayerowych.
■マイクロトランザクションとは
日本における『アイテム課金』と同じような意味でMTXと略されることが多い
近年はアイテム課金を導入した買い切りゲームも増えつつありますが、海外では大炎上するほど毛嫌いされておりドラゴンズドグマ2が多くの批判にさらされたことは記憶に新しいと思います。
一方CD Projekt REDは誠実な会社として知られゲーム本体や拡張パックのような必要最低限の利益しか求めません。サイバーパンク2077に献身的なアップデートを行い信頼回復させたこともその最たる例です。今後もプレイヤー目線で公平な関係性が続くことを期待します。
📌ウィッチャーのリメイク
また投資家チャットではウィッチャーのリメイクが今どうなっているか、そしてスピンオフ作品『Sirius』の方向性など公開されました。Siriusは協力マルチプレイが実装されるため今回の課金発言がどう影響するのか見ものです。