【Cities Skylines II】パフォーマンス最適化設定まとめ 軽量化+α

シティーズスカイライン2

Cities Skylines 2のメインメニュー画面

重量級ゲーム『Cities Skylines 2』を劇的に軽量化できるパフォーマンス最適化設定をご紹介します。GeForce GTX 1650でも10万人都市で遊べることを確認済み。

ゲーム内容としては前作から大きく改善されておりリリース時点での面白さははるかに勝ります。ただしDLCやMODの有無による遊びの幅はまだまだこれからと言ったところ。

Cities Skylines 2最適化設定ガイド(公式版)

Tips: Our Guide to Optimize Performance (2023/10/25)

ゲームを起動する前に

ランチャーから解像度設定

ゲーム起動前のランチャー画面から【ゲーム設定】を開きスクリーンモードおよびウィンドウ表示解像度を設定しておくことを推奨します。

裏でYouTube見ながらやりたい人はフルスクリーンモードを解除しておきましょう。グラボに自信がない場合は解像度を一時的に1280×720まで落としておくのも手です。

ゲーム設定
言語 Japanese
スクリーンモード フルスクリーン / 仮想フルスクリーン / ウィンドウ表示
ウィンドウ表示解像度 モニター最大サイズ / 1920×1080 / 1600×900 / 1280×720など

参考までに1280×720まで落とせばRyzen 5 5600Gでも遊べることを確認済みです。GeForce GTX 1650なら1600×900のウィンドウモードも扱いやすくておすすめ。

解像度調整が完了しましたらゲームを起動しましょう。

急いでる人向けの早見表

結果だけ早く知りたい人向けに一覧表をご用意しました。GeForce GTX 1650などローエンド向きのグラフィック設定なのでいくつかは臨場感が失われます。

グラフィック設定
被写界深度モード 無効 / 物理 / ティルトシフト
被写界深度モードを設定します。
フォグクオリティ設定 無効 / 有効
フォグのクオリティを制御する。
ボリュームのあるオブジェクトのクオリティ設定 無効 / 低 / 中 / 高
ボリュームのあるオブジェクトのクオリティを制御する。
グローバルイルミネーションクオリティ 無効 / 低 / 中 / 高
画面空間のグローバルイルミネーションのクオリティを選択します。
モーションブラー 無効 / 低 / 中 / 高
モーションブラーのOn/Offを切り替え。
シャドウのクオリティ 無効 / 低 / 中 / 高
シャドウのクオリティを選択します。

これより下はさらに嚙み砕いた解説を行います。Cities Skylines 2の仕組みを知りたい時に読み進めてください。

公式推奨のおすすめグラフィック設定

Cities Skylines 2のメインメニュー画面

ゲーム起動時は右下の通知ウィンドウに仮想テクスチャが開始されているはずです。仮想テクスチャの構築が完了するまでしばらくお待ちください。

仮想テクスチャが完了したらメインメニューの⚙オプションを開いていよいよ肝心のゲーム内設定に移行します。

被写界深度モード【無効】

被写界深度モードを無効にする
被写界深度モード 無効 / 物理 / ティルトシフト
被写界深度モードを設定します。

グラフィック設定タブを開いて被写界深度モードを変更します。デフォルトの物理から【無効】に変更することでパフォーマンスが大きく改善されます。

これはカメラのピント合わせみたいなもので見ている部分以外はボヤけさせますが、リアルさを追求するエフェクトは負荷が増大するため無効化推奨です。

ボリュームのあるオブジェクトのクオリティ設定【無効】

ボリュームのあるオブジェクトのクオリティ設定を無効にする
ボリュームのあるオブジェクトのクオリティ設定 無効 / 低 / 中 / 高
ボリュームのあるオブジェクトのクオリティを制御する。

グラフィック設定タブのまま少し下にスクロールするとボリュームのあるオブジェクトのクオリティ設定があるはずです。高から【無効】に変更することでCPU負荷が軽減します。

ゲーム序盤はオブジェクト数も少ないためそこまで影響ありませんが、10万人都市を目指すならCPU負荷を軽減できるおすすめの設定です。

モーションブラー【無効】

モーションブラーを無効にする
モーションブラー 無効 / 低 / 中 / 高
モーションブラーのOn/Offを切り替え。

さらに少し下にスクロールするとモーションブラー設定があります。高から【無効】に変更しておくことで快適なゲームプレイが可能になります。

これは映像をダイナミックに魅せる技術でありスピード感を演出できます。しかし負荷がかかるだけでなく視認性が低下するためゲーマーからは嫌われがちな設定。

被写界深度/モーションブラーとは?

被写界深度およびモーションブラーの分かりやすいスクリーンショットがあるのでご紹介します。個人的にはどちらもオフ推奨。

被写界深度 モーションブラー
被写界深度とは? モーションブラーとは?

もっとパフォーマンスを向上させたい

以下に紹介する設定は公式ガイドから外れますがパフォーマンスを大きく改善できるものばかりです。グラフィックを多少犠牲にしてでも軽量化したい場合にご利用ください。

フォグクオリティ設定【無効】

フォグクオリティ設定を無効にする
フォグクオリティ設定 無効 / 有効
フォグのクオリティを制御する。

グラフィックの上の方にあるフォグクオリティ設定を有効から【無効】に変更することでビジュアルエフェクトと引き換えに軽くなります。

フォグとは霧のようなエフェクトによって遠近感を演出したり臨場感が増加しますが、その一方で負荷も大きいためフレームレートおよび視認性を重視する場合は無効化がおすすめです。

グローバルイルミネーションクオリティ【無効】

グローバルイルミネーションクオリティを無効にする
グローバルイルミネーションクオリティ 無効 / 低 / 中 / 高
画面空間のグローバルイルミネーションのクオリティを選択します。

グラフィックの中間あたりにあるグローバルイルミネーションクオリティを高から【無効】に変更すると光エフェクトがシンプルになり負荷軽減されます。

グローバルイルミネーション(間接光)とはリアルな光を再現するための機能で、光源からオブジェクトに当たった後の反射など光の行方を計算します。かなり重くなるため無効化推奨。

シャドウのクオリティ【無効】

シャドウのクオリティを無効にする
シャドウのクオリティ 無効 / 低 / 中 / 高
シャドウのクオリティを選択します。

グラフィックの下の方にあるシャドウのクオリティを高から【無効】に変更することで影エフェクトが削除され負荷が軽減されます。

さまざまなオブジェクトに影を付け立体感を演出できますが、オブジェクト数が多くなるほど劇的に重くなるためPCスペックに自信がない場合は無効化を推奨します。

コメントをピックアップ

 すべて最小設定にしても快適動作とは程遠い。心を鬼にして言いますがCities Skylines 2は容認できるレベルを超えておりゲームが未完成の状態でリリースすべきではなかった。

 それよりもDLSSを追加すべきです。

 Ryzen 7900 / Radeon RX 6950 XT / 64GB RAMでプレイしていますがまともに動作しません。早いところ修正しないとCities Skylines 2とともに開発はゲームオーバーになりますよ。

 これはシムシティより悪く感じられます。GeForce RTX 4080でも30FPSが精一杯。

 DLSSもしくはFSRが実装されたらかなりマシになると思う。

 Cities Skylines 2に限らず2023年のPCゲームはリリース時点でだいたいこうなる事が多い。

 むしろデフォルト設定をこういったパフォーマンス重視にすべきだったのでは?

 最適化が不十分な状態でリリースするよりも発売を遅らせたほうが良かったと思う。

 このゲームは壊れてるよ。GeForce RTX 4090でも60FPSには届かない。

 パフォーマンス最適化設定をありがとうございます。このような問題が発生するのは残念ですが開発はいま改善アップデートに集中していると思うので楽しみにしています。