DDR4メモリをDDR5に変換するアダプター登場
DDR4からDDR5に切り替わる過渡期の今はどちらのメモリを購入すればいいのか迷っている人も多いと思います。
期待されていたASRockのDDR4/DDR5両対応マザーボードが出ないので困っていたところ、本家ASUSからなんと変換アダプターが!
今はまだプロトタイプを検証している段階ですが興味深い商品です。力技で解決するの結構好きですよ。
DDR5が買えないなら変換すればいいじゃない
供給が足りていないDDR5メモリを使用すると非常に高いコストがかかり、そして来年の終わりまでは改善されないと市場では予測されています。
その不足分を解消するというわけではありませんが、ASUSはDDR5マザーボードにDDR4を使える変換アダプターを考案しました。
DDR5スロットに挿入できる変換アダプターは実験でもZ690 DDR5マザーボードに使用して見事に認識しているそうです。
DDR4→DDR5実験成功
動画を見ると変換アダプターを使用してDDR5マザーボード上でDDR4モジュールを実行できていることを確認できます。
DDR5はメモリ本体に電源管理を行うチップが備わっており、DDR4にはその機能がないため変換以外にもチップを乗せるスペースが必要になりました。
そのため変換アダプターは非常に背が高いユニットになってしまい実際に使うとなると大型のCPUクーラーと干渉する可能性があります。
小さくすることが今後の課題
変換アダプターボードの上部には標準のDDR4メモリスロットがあり、そして下部はDDR5スロットに差し込んで使います。
これはあくまで初期のプロトタイプなのでボードが高くなりすぎてしまったと説明しており、将来的に実用可能なレベルまで改善すると目標を掲げています。
ただし来年からDDR4対応のマザーボードがいくつも発表されます。消費者にとって需要があるか分からないため一般販売されるかどうかは明記していません。