regulation.binを統合する方法【Yapped-Rune-Bear】

エルデンリング(Steam版)のMODも数が出揃い始めました。自分専用のカスタマイズを適用し遊んでいるプレイヤーもいらっしゃるかと思います。
毎日いくつも公開されており発展していく様子を見ているだけでも楽しいものですが、作られているMODのうち約3割はregulation.binを書き換える手法を採用しています。
ファイルを配置するだけで機能するため導入そのものは簡単です。ただし問題点は他のregulationと同時に適用できないことでしょう。
Yapped-Rune-Bearの導入
編集ツール | ![]() |
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インストール場所 | どこでも好きな場所で構いません。 |
regulation.binとはアイテム、エフェクト、敵、オブジェクトなどさまざまなゲーム内設定が詰め込まれているファイルのことです。
お手軽にMODを導入できる強みはありますが他の同系統のファイルと干渉するため自分自身で編集/統合してカスタマイズしなければなりません。
編集するには専用ツール『Yapped-Rune-Bear』が必要になります。使いやすい場所にダウンロードしてください。
初回起動時
Yappedの初回起動時はおそらく『ファイルが見つからないよ!』などのエラーウィンドウが表示されますが気にせずOKを押して先に進みましょう。
最初にウィンドウ左上にあるFileメニューを開いてください。以下の画像のようにDark Souls 3と表示されている場合はElden Ringに変更します。
![]() |
これでエルデンリング用のMODファイルを読み込めるようになり、現在公開されているさまざまな改造を自分好みに調整することができます。
regulation.binをバックアップ

/Steam/steamapps/common/ELDEN RING/Game/regulation.bin |
regulation.binをバックアップします。上記フォルダ内にあるregulation.binをどこか編集作業しやすい場所にコピーしてください。
Mod Engine 2がインストールしてあるならModフォルダにコピーしておくと一石二鳥になりお勧めです。
ゲームフォルダにあるregulation.binはバックアップも兼ねておりバニラを維持するため今後は触らないようにしましょう。
CSVファイルのダウンロード先
MOD機能を取り込む最も簡単な方法です。作者によって異なりますがCSVファイルも用意されている場合はこの方法を試してみてください。
統合したいCSVファイルをダウンロードしたらYapped-Rune-Bearフォルダ内にある以下の場所に配置します。

/Yapped-Rune-Bear/Projects/ExampleMod/CSV/ER/*.csv |
.csvファイルを特定の場所に配置するとYappedから読み込めるようになります。ちなみにERフォルダはエルデンリングのことです。
Paramを探す
Yappedを起動して編集用regulation.binをロードします。先ほど配置したCSVファイルと同じ名前のParamを探してください。
お探しのParamを選択したらField Dataメニューを開いてImport Dataをクリックします。(以下の画像参照)
CSVインポート |
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ファイルによっては処理に時間がかかるかもしれません。読み込みが完了したらセーブして終了してください。
試しにゲームを立ち上げてMODが適用されていることを確認してみましょう。
CSVファイルを作る方法
作者によってはCSVファイルが用意されていない場合もあります。そんなときはCSVファイルを抽出する作業を行ってください。
MOD共有サイトのDescriptionもしくはPostsに編集したParamが書かれていることが多いです。(どこにも書かれていない場合は統合を諦めてください)
データを抽出するためにMOD作者が公開しているregulation.binを適当な場所にダウンロードしてください。
エクスポートする
Yappedを起動して、MOD作者の用意したregulation.binをロードします。
編集されたParamを選択してField Dataメニューを開きExport Dataをクリックしてください。
CSVエクスポート |
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これでCSVファイルに抽出できました。以下のフォルダを開いて.csvファイルがあることを確認してください。

/Yapped-Rune-Bear/Projects/ExampleMod/CSV/ER/*.csv |
ファイルがあることを確認できたら今度は普段使用しているregulation.binをロードします。
先ほどの【CSVファイルから統合する】やり方同様にCSVファイルを読み込んでセーブしましょう。