エルデンリングをいつでも遊べる携帯ゲーム機『Steam Deck』登場

From Software,Steam Deck

エルデンリングをいつでも遊べる携帯ゲーム機『Steam Deck』登場

エルデンリングをいつでも好きな場所で遊べるSteam Deckが2月25日に発売されました。すでにネット上にはプレイ動画がアップロードされており動作確認できます。

もちろんエルデンリングに限らず数多くのSteamゲームに対応しているため自宅以外でも暇つぶししたいコアなゲーマーには最高の携帯ゲーム機になりそうです。

残念なことは日本での発売日はまだ決まっておらずいつになるか未定です。国内から入手するには個人輸入するほかありません。

GTX1050級のグラフィック性能

Steam Deckのゲーミング性能はざっくり答えるとGeForce GTX 1050と同じぐらいのパフォーマンスを持っています。

そのため公式発表通りだいたいのゲームを遊ぶことができますし、新作のエルデンリングでさえも動作可能になります(25~45FPS)。

Steam Deckはデスクトップ/ノートPCに遠く及ばない性能ですが最新AAAゲームを携帯ハードで遊べるというだけでも感動です。

YouTubeでエルデンリングの動作確認

YouTubeでは海外ユーザーがすでにSteam Deckのレビューをしており、その中には『エルデンリングを動かしてみた』系の動画もあります。

オフラインモードで遊んでいるため完全な動作確認とは言えませんが重めのフィールド戦も収録されているので参考になると思います。

動画投稿者のコメント

注意:これはオフラインモードのプレイをキャプチャしています。

初期の分析によるとSteam Deckでエルデンリングを動かした場合は約45FPSで実行されて重いシーンでは30FPS未満に低下することがありました。

またグラフィックについてはデフォルトのゲーム設定を使用しています。Steam Deckの最新情報をこれからもお届けします。

Steam Deckのスペック

Steam Deck本体

Steam Deckは最新のAAAタイトルでも快適に動作する性能を持っており、長時間プレイしても疲れないスティックなど開発元はかなりの自信を持っています。

また傾きを認識するジャイロセンサーも搭載されているためスティックでは実現できない繊細な操作性などゲームプレイの幅を広げることができます。

搭載されているハードは基本的にモバイル仕様になっていますがPCゲーマーならだいたいの性能を把握できると思います。

APU CPU: Zen2 2.4-3.5GHz (4C8T)
GPU: RDNA2 1.0-1.6GHz (8cu) 最大1.6TFlops
RAM LPDDR5-5500 16GB 4チャンネル
ストレージ NVMe 高速SSD 512GB (PCIe Gen3)
NVMe SSD 256GB (PCIe Gen3)
eMMC 64GB (PCIe Gen2)
ネットワーク 有線LAN: 1000Mbps
Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac 2.4/5GHz
Bluetooth 5.0
画面 液晶: 7インチ IPS LCD
解像度: 1280 x 800
タッチパネル: あり
電源 40Whrバッテリー (2~8時間ゲームプレイ可能)
充電: USB Type-C
拡張 microSD: SD/SDXC/SDHC

コメントをピックアップ

海外の反応
若いゲーマーなら手で持って遊べるAAAゲームを不思議に思いませんが、ゲームボーイ時代から業界とともに成長してきた我々年配ゲーマーからするとこれは本当に驚くべき飛躍です。

ここまでのパワーや多機能を搭載したテクノロジーに到達するまで30年かかったことは長く思えるかもしれません。ですがゲーム業界自体がまだ40年弱と歴史が浅いことを考えるととんでもない進化です。

↑本当にその通りです。ゲームボーイと共に育ってきた私たちからするとこんな時代がくるとは想像していませんでした。今も非現実的だと感じます
↑正直なところPS Vitaは米国でもっと良いサポートを受けるべきでしたね。あれは非常に優秀なハードでした。
これが可能になるなんてまったくクレイジーな話です。ゲーマーにとって最高の時代がきたと言っても過言ではないでしょう。
↑同意!今日は最高の一日です。
↑↑ゲームの神々は今日、私たちを全員祝福してくれました。
PC版エルデンリングが最適化不足なことを考えると、Steam Deckの性能でこれだけ動くことは十分に優れています。
↑エルデンリングは他のプラットフォームに移植する前にSteam Deck用に開発されました。
↑↑むしろパソコンで動かすよりも優れているように見えます。
↑同じ解像度(1280×800)にすればたいていのパソコンで快適動作しますよ。
このモバイルハードはゲーム以外にも用途があることを考えるとSwitchより価値があるかもしれません。
まさか携帯機でハイエンドAAAゲームが動くとは…。最高にクレイジー過ぎる!
↑ノートPCはすでに6年前にそれを実現していますけど。
↑ノートPCを携帯と主張するのですか?これは私にとって大ニュースです!
PC版よりもSteam Deckのほうが快適に動いて見えます。WindowsのDirectX12よりもProton DirectX互換レイヤーのほうが安定しているようです。
パソコンとSteam Deckでセーブデータを共有しながら遊べるのでとても興奮しています。最高のゲーム時代が来ました!
早く入手したくて待ちきれないよ。
これは偉大なゲーム機として歴史に名を残すでしょう。