【68点】零 月蝕の仮面の評価まとめ 操作性の悪さがストレスに

KOEI TECMO GAMES,Metacritic

零 ~月蝕の仮面~のタイトル画像

和風ホラーアドベンチャー零 ~月蝕の仮面~の評価はやや賛否両論です(メタスコア68点)。強化されたグラフィック以外は芳しくないレビューが目立ちます。

リマスター版は良くも悪くも変化が小さいため、2000年代のゲーム性を感じさせる操作性の悪さなど現代の水準を満たさない点がスコアを大きく減少させました。

📌メタスコアとは
レビューまとめサイト『Metacritic』が表示するスコア群のことです。著名なメディアやプロ批評家たちの評価を平均化してくれるため信頼できるスコアに落ち着きます。

ただし大勢のプレイヤーが面白いと答えていても自分の感性にハマるかどうかは分かりません。評価とは多数決の結果であり少数派の意見を無視するようなものだからです。

PS5版のメタスコア

今回参考にしているメタスコアはレビュー数の多いPS5版になります。最適化不足やスペック問題がスコアに影響しやすいPC版よりもゲーム本質の評価と言えるのかもしれません。

PS5版のメタスコアは68点

零 月蝕の仮面が発売されてから1ヶ月が経過し、海外の批評家たちが導き出した評価はメタスコア68です。悪い点の方が目立つ結果に。

実はオリジナル版はいくつかの国で販売されておらず、『リマスター版』としての評価だけでなくレビュアーの中には『新作』としての体験も入り乱れることをご了承ください。

📌他のゲームと比較
参考までにメタスコア82点とはどれぐらいの面白さなのか気になったので評価が近いタイトルを並べてみます。プレイしたゲームがあれば相対的に判断できるかもしれません。

シリーズ作品+2023年のゲーム評価まとめ
81 零 ~紅い蝶~
73 Dead Island 2
72 テキサスチェーンソー
71 Minecraft Legends
70 Atomic Heart
68 PAYDAY 3
68 零 ~月蝕の仮面~
67 零 ~濡鴉ノ巫女~
67 エグゾプライマル
64 Forspoken
62 ダイの大冒険インフィニティストラッシュ
56 Redfall

面白いゲームもポツポツとありますが、好みは人によって分かれそうな何とも判断に困るラインナップです。昔ながらのホラーが好きなプレイヤーであれば満足できると思います。

海外批評家たちのレビューまとめ

Good評価 7票
賛否両論 11票
Bad評価 0票

 84点 月蝕の仮面リマスターには技術的な調整が足りていないと感じるが、全体的に見れば良質なストーリーや美しいグラフィックがあり『零 紅い蝶』以来の緊張感のある雰囲気を提供してくれる。

 80点 操作性の悪いカメラやテンポの遅さなど世代を超えたゲームプレイの欠陥はあるものの、零 月蝕の仮面はあらゆるサバイバルホラーファンにとって間違いない作品だ。

 77点 ついにこのゲームがアメリカ西部でも発売されたことに感謝している。なぜなら巧妙に作られた面白いサバイバルホラーだからだ。しかしグラフィック面ではさらなる改善が必要に思える。

 75点 『零 月蝕の仮面』は恐ろしい世界観が見事に描かれており衝撃的な展開からは目を離すことができない。その一方でカメラの操作性がイマイチだったり女性キャラのスキンに疑問が生じたりと2000年代ゲームのリメイクであることを強く感じさせる。

 75点 欧米でもリリースされたことは評価。硬直して行う主人公の戦闘など簡単に改善できない点はあるもののホラーファンであれば楽しい時間を過ごせるはずだ。しかしすべてのプレイヤーが飛び込めるようなゲームではない。

 70点 ホラーゲームとしての完成度は高いが、いらいらする操作性の悪さと最低限のリマスターが足を引っ張っている。

 65点 『零 月蝕の仮面』は時代錯誤なスローテンポや古臭いシステムなど構造的な変更は期待できない。しかしながらリマスターで改善されたグラフィック、よりリアルな照明効果、衣装コンパートメントは大いに評価できる。

 60点 レトロな操作性でも気にしないならば、月蝕の仮面はノスタルジックなJホラーを体験できる雰囲気型アドベンチャーゲームだ。デザインセンスも素晴らしく背後や部屋の隅に潜む子供の霊を見つけると背筋がゾクリとすることは間違いない。

 59点 昔ながらのホラーゲームの素晴らしさは感じられるが、2007年当時と変わらない煩わしい操作性やテンポの遅さが恐怖感を欠如させ息が詰まりそうになる。

新作ゲームのメタスコア評価まとめ