【81点】FF15の評価まとめ ファンが待ち望んだ傑作ではなかった
イケメン4人でドライブする物語FF15の評価はやや好評です(メタスコア81点)。面白さもあるけど欠点も多い判断が難しい作品。
レビューをまとめるとオープンワールドな世界やアクション性の高い戦闘は評価される一方で、ストーリーは人によってまさに賛否両論あります。中にはイケメン4人がドライブするだけで満足な意見も。
📌メタスコアとは
レビューまとめサイト『Metacritic』が表示するスコア群のことです。海外メディアや批評家たちのクリア評価を平均化してくれるため信頼できるスコアに落ち着きます。
ただし大勢のプレイヤーが面白いと答えていても自分の感性にハマるかどうかは分かりません。評価とは多数決の結果であり少数派の意見を無視するようなものだからです。
今回参考にしているメタスコアはレビュー数の多いPS4版になります。PC版はDLCフルセットのリリースになりストーリーを含めた評価が変わることに注意です。
シリーズ最低クラスのメタスコアを叩き出す
FF15発売から1ヶ月が経過し、海外の批評家たちが導き出したクリア評価はメタスコア81です。決して悪くはないけどパっとしない点数に落ち着きました。
ファイナルファンタジーはストーリーも重視される要素の一つ。しかし国内と海外では受け取り方が大きく異なり某キャラクターの理不尽な言動も日本語版では棘が大きいように感じますね。
📌他のゲームと比較
メタスコア81点とはどれぐらいの面白さなのか気になったので評価が近いタイトルを並べてみます。プレイしたゲームがあれば相対的に判断できるかもしれません。
評価が近いゲームまとめ | ||
---|---|---|
82 | イース セルセタの樹海 | |
82 | イース オリジン | |
82 | ポケットモンスター オメガルビー/アルファサファイア | |
82 | 原神 | |
82 | The Elder Scrolls V: Skyrim Anniversary Edition | |
82 | テイルズ オブ アライズ | |
82 | ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~ | |
82 | ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~ | |
81 | ファイナルファンタジー12 | |
81 | ファイナルファンタジー15 | |
81 | キングダムハーツ HD 2.5 リミックス | |
81 | ペルソナ3 ポータブル | |
81 | ライブアライブ HD-2Dリメイク | |
81 | Diablo 2: Resurrected | |
81 | ルーンファクトリー4 スペシャル | |
81 | ドラゴンズドグマ: ダークアリズン | |
81 | ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ | |
81 | ドラゴンクエストVII リメイク3DS版 |
海外のクリア評価まとめ (ネタバレなし)
Good評価 89票
賛否両論 20票
Bad評価 0票
PS4版の評価レビュー 30件
100点 FF15は今年最も気に入ったゲームの一つであり、FFシリーズファンならぜひとも体験してもらいたい。ピクセルアートで描かれるキャラクターメニューやレガリアで聴ける過去作BGMなど古くからのファンほど喜ぶはずだ。VIII以降もっとも好感が持てる作品。
100点 FF15にはゲームとは思えないほどの文化的背景とテーマの深さがある。スタンドバイミーから多くのインスピレーションを受けた作品として同じぐらい評価されてもいい物語だ。これほどまでに情熱をもってプレイしたファイナルファンタジー作品は何年ぶりだろうか。
100点 FF15には驚くべき豊かなゲーム体験と現代的なゲームデザインが備わっており、伝統的な男性脚本家に対する挑戦でもある。その結果スクウェア・エニックスは王座を取り戻したのだ。
95点 本作はスクウェア・エニックスの復権を意味する作品と言える。FFシリーズの魅力やセンス、個性を保ちつつも西洋的なアプローチをゲーム開発に取り入れた彼らの意欲は評価すべきだろう。
95点 これまでのシリーズ作品とは傾向が異なるが、伝統らしさも残されておりファンに対する敬意も感じられる。ゲームが直線的だったり戦闘や召喚など物議を醸す問題はあれど終盤になるほど面白さに夢中になっているはずだ。FF16はまさにJRPG王者の帰還である。
92点 FF16の欠点は見るだけですぐに分かる。操作性の悪いカメラ、時代遅れのテクスチャ、ゲームプレイにドライブのメカニズムが生かされていない点。しかしもっと遠くから見れば感動的なキャラクター、ゲームプレイの自由度、美しいグラフィック、シリーズ最高の戦闘システムなど評価すべき点も多く見えてくる。
90点 FF16の良い点を挙げるとするならイグニス、グラディオラス、プロンプトの素晴らしいバーチャルフレンドに出会えたことだ。一緒に笑い、一緒に泣いて、彼らと冒険をするのが最高に大好き。
90点 ゲーム全体の物語性は弱く感じられるが、20代の男性グループが果てしなく長い道をただドライブするという人間関係の物語としてみると優れた作品だ。
85点 ハッキリ言ってしまうとFF15はシリーズファンが10年待ち望んだ傑作ではなかった。高く評価される点をいくつも備えた作品ではあるが、我々が夢見ていたものには程遠い。
85点 FF16の強みはオープンワールドかつリアルタイム戦闘を見事に取り込んだことだろう。欠点もあるが美しいグラフィックと魅力的な戦闘のおかげでいつまでも夢中になるはずだ。30年経ってもなお愛されるファイナルファンタジーシリーズの新しい道となる作品。
85点 ファイナルファンタジーを期待していたファンは裏切られるかもしれないが、それでも良いゲームであることに変わりない。確かにそういった不満要素もあるが、私は食事やトイレ以外の行動をする気にはなれずコントローラーをずっと手放せないでいる。
80点 気になる点はあれどFF15はシリーズファンにとってもラブレターになるはずだ。オープンワールド、アクション性の高い戦闘、魅力的なキャラクターが見事に調和された本作は、私たちが待ち望んだファイナルファンタジーなのだ。
80点 シングル用ファイナルファンタジーとしてはこの10年で最も高い評価の作品と言っても過言ではない。戦闘システムはアクション志向へ移行したが戦術性はなお健在であり、オープンワールドの探索に焦点を当てたことでゲームとその世界に命が吹き込まれている。
80点 FF15は期待と違って不満に感じるポイントも多いかもしれない。それでも流れに身を任せて仲間たちと時間を過ごし、ゲームに没頭することをお勧めする。メインストーリーを急ぎ過ぎずオープンワールドを堪能することでデメリットを上回る面白さに出会うはずだ。
80点 FF15には大胆かつ勇敢な作風が組み込まれ今後のJRPGはどうあるべきかを主張しているかのようだ。粗削りな部分もあるがそれでいい。ゲームの重要な部分には十分なハートが込められている。
80点 FF15の物語性は低く感じられるが良質なゲームプレイでカバーしている。プレイヤーを夢中にさせるサイドクエストや熱狂的な戦闘システムでいくらでも時間を消費できるだろう。FF13のスピンオフ作品として登場した本作は、シリーズ最高傑作とは言い難いがそれでもシリーズの一角を担うには十分な評価だ。
80点 確かにこれまでのファイナルファンタジーとは異なるのかもしれない。非常に素晴らしい演出の中には良い判断だけでなく悪い判断や不可解な判断が混在し、とても興味深い作品となっている。
80点 FF15は良いところも悪いところもある評価が難しい作品。美しい世界やワクワクさせる新たな冒険によって印象に残らないキャラクターたちを救ってくれた。
79点 FF15はファンが期待していたファイナルファンタジーではないかもしれないが、それでも時間を費やす価値のある作品だ。完璧なゲームには程遠くストーリー後半はひどいものだが、それでも最近のシリーズが持つ低い評価を覆すものであり、物語を現代にフィットさせた。
75点 ゴージャスな世界や魅力的なキャラクターは高く評価しているが、ゲームテンポと一本道な内容には大きな問題が残る。
75点 10年の期待値を満たせるゲームには遠く及ばないが、大失敗にも遠く及ばない。物語性はめちゃくちゃになり不完全性を感じるかもしれないが、メインパーティーを構成する美少年4人の魅力によってFF15を旅する価値のある作品にしてくれた。
75点 『ファイナルファンタジー』の名を冠することは大きな責任がのしかかかりスクウェア・エニックスは王座を奪還することはできなかったようだ。FF15には光もあれば闇もある。すべてのゲームをオープンワールドにする必要はないと証明された。
73点 困難な開発が長く続いた傷跡として、分かりにくいストーリーと貧弱なバトルシステムに表れている。オープンワールドは壮大でよく作り込まれているが、この作品の評価をJRPGの頂点に押し上げるには力不足である。
70点 長い年月をかけて開発されたFF15は私が期待していた作品とは違ったようだ。世界は広大で美しくキャラクターも申し分ない。しかりストーリーは期待外れで浅いゲームプレイに苦しんでいる。全体的に見ればGood Gameではあるのだがシリーズのかつての栄光を取り戻すことはできないだろう。
70点 超大作ながらもリスクに挑戦するFFシリーズの野望には目を見張るが10年と言う歳月では不十分だったのだろうか?あのギザギザのエッジがどうしても気になる。
70点 10年の開発の末にようやくリリースできた作品。だがFF15の持つストーリー性は不調和に感じられ、機械的なクエストラインや行き当たりばったりの物語によって、まるで危険なスピードのまま地面に衝突するジェット機のようだ。いたるところに破片が飛び散っているがFF15は最終的に何とかして生還を果たした。
70点 FF15のオープンワールドには高い評価を与えたいが、戦闘には欠点があり最後の数章は腹立たしいほどにお粗末だった。それでもマップの探索やサイドクエストは何十時間も楽しめるはずだ。
70点 ファイナルファンタジーはどこを目指すのか混乱しているのだろうか?本作は1つのゲームのはずが複数のゲームに感じられる。
70点 FF15は全体的に見れば良い評価が与えられるゲームだとは思う。しかしスクウェア・エニックスが主張するような『万人受けするファイナルファンタジー』は作れていないことを心に留めておいてほしい。結局のところ『過ぎたるはなお及ばざるが如し』なのだ。
60点 FF15の目指す野望には賞賛を送りたいがそうするにはあまりにも欠点が大きすぎる。本来は見応えのある面白いゲームとして登場するはずだったが、長引いた開発によって焦点の定まらない作品に仕上がってしまった。
60点 10年後の世界は笑ってしまうほどぎこちなく、動機が全く理解できない敵とのクライマックス戦を迎えてしまった。キングダムハーツの生みの親である野村氏の影響が強く残っているのだろう。だが物語後半はまったく別のゲームに感じられFF15はその期待に応えられなかった。2016年最大の期待外れになるかもしれない。
2024年(準備中)- 📅2023年
PCゲーム,PlayStation 5Metacritic,SQUARE ENIX
Posted by しろくま
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