HDDはまだ現役?30TBを狙う東芝計画

HDDはまだ現役?30TBを狙う東芝計画

HDDを最後に購入したのはいつだったか覚えていませんが今も必要としている業界はあるところにはあるのです。

個人用途は完全にSSDに切り替わり、サーバー用途もSATA SSD→NVMe SSDへ急速に変わりつつあります。

彼らはまだ死んでいない。30TB達成せよ!

世界最大のHDDプラッタ独立メーカーである昭和電工株式会社はマイクロ波アシストスイッチング-マイクロ波アシスト磁気記録を搭載したメディアを開発したことを報告しました。

このテクノロジーにより主要顧客の一つである東芝は30TBを越える容量のHDDを構築できるようになるでしょう。

『マイクロ波アシストスイッチング-マイクロ波アシスト磁気記録』とは本質的にマイクロ波アシスト磁気記録テクノロジーのスーパーセット化したものであり、マイクロ波を使用してHDDの保磁力を高めます。

これらの新技術を使用すると保磁力が大幅に増加して、トラックが狭まることにより面密度が増加します。新しいテクノロジーは昭和電工、TDK、東芝の3社によって共同開発されました。

現実は課題が多い

HDDのプラッタ画像

プラッタと読み取り/書き込みヘッドの変更はHDDメーカーにとって大きな課題です。一般的に企業はドライブの重要な部品を変更する場合は1個所だけを好みますが、熱アシスト磁気記録を使用するSeagateはHDDの根本的な構造から大幅に変更する必要がありました。

そして東芝も『マイクロ波アシスト磁気記録』を採用するために同様の課題を抱えているようです。幸いなことに、このテクノロジーは拡張性があるため今後数年間は利用されるでしょう。

現在東芝はNAS向けに18TBのHDDを出荷していますが、今回の新技術を組み込んだ第2世代HDDはいつごろ市場に登場するかは残念ながら判明していません。

ヘリウム不足により急ぎ新技術を

ヘリウムは宇宙へ抜けていく

2005年からヘリウムを使用した垂直磁気記録方式によってHDDは大容量時代を築き上げましたがこれには大きな欠点があったのです。

各メーカーがこぞって大容量時代へと向かうことによってヘリウムガスが大量に必要になります。しかしヘリウムは空気よりもはるかに軽いため勝手に宇宙へ抜けていってしまうのです。

それから十数年、現在地球上からヘリウムが急速に減っておりさまざまな研究現場で早急に対応す必要がありました。

それぞれのメーカーがそれぞれの道へ

さまざまなエネルギー支援磁気記録テクノロジーを試したところSeagateは『熱アシスト磁気記録』を採用して次世代HDDを取り組んでいます。

対照的にWestern Digital(HGST部門含む)は当初熱アシスト磁気記録を使用していましたが、より長い期間開発できると信じて『エネルギーアシスト磁気記録』を選択することにしました。

そして東芝はもっと先を目指して最先端技術の『マイクロ波アシスト磁気記録』に大きな容量進化の可能性を秘めていると考えているようです。

記事を書いた人

Logu
Logu
個人でも情報発信できるインターネットに魅了されて2000年にWebサイトを立ち上げました。PCハードウェア、PCゲーム、エミュレータに関する記事を重点的に投稿していきます。
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