iFree 8資産バランス

2021年02月24日

iFreeシリーズ

今は影が薄れつつありますがニッセイと同じく低コストインデックスファンドの先駆けとして人気があるiFreeシリーズです。信託報酬0.5%以上が当たり前のバランスファンドで最初に低コスト化を実現させたのはiFreeでした。
iFree NEXTなど新しいことへ常に挑戦していくパイオニア的な存在です。

代表的な資産をすべて買えば多分儲かる説

iFree 8資産バランスはその名の通り株式/債券/リートの8資産を均等に12.5%ずつ保有するファンドで日本や新興国の比率が大きくなるため安定よりは積極的に資産を増やす目的で購入します。

新興国株式にFTSE RAFIエマージング指数というスマートベータを使用していることも特徴です。また、代表的な資産をすべて含む8資産均等型は何かと比較対象に使われやすいファンドでもあります。

投資対象 指数 割合
株式 (37.5%)
国内株式 東証株価指数(TOPIX) 12.5%
先進国株式 MSCIコクサイ指数(円ベース) 12.5%
新興国株式 FTSE RAFI エマージング インデックス(円換算) 12.5%
債券 (37.5%)
国内債券 NOMURA-BPI総合指数 12.5%
先進国債券 FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース) 12.5%
新興国債券 JPモルガン ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ グローバル ダイバーシファイド(円換算) 12.5%
リート (25%)
国内リート 東証REIT指数(配当込み) 12.5%
先進国リート S&P先進国REIT指数(除く日本)(円ベース) 12.5%

※2021年1月13日

  • 購入手数料: 無料
  • 解約手数料: 無料
  • 信託報酬: 0.22% (税抜き)
  • 純資産総額: 257.54億円
  • 設定日: 2016年9月8日
  • 運用会社: 大和アセットマネジメント株式会社
  • 販売会社: 様々な銀行やネット証券で売買可能

バランス8資産均等のリターンはどうなの?

基準価額チャート(2016/09/08~2021/01/12)
iFree 8資産バランスのチャート
公式サイト:iFree 8資産バランス

設定来リターンは27.80%でおおよそ年利回り4.4%になります。リスクの割にリターンが低い印象を受けますが、コロナショックが2020年に起きたのでしょうがないかもしれません。最大25.74%下落して基準価額が戻るまで10ヶ月を必要としました。

8資産均等ファンドはそれぞれ新興国に使用している指数に違いはありますがそれほど大きな差にはなりません。

均等型はどうしても新興国比率が高くなるためバランスファンドというほどのクッション効果は少なくなり値動きは激しくなります。
分散したことが良い結果を生むかどうかは神のみぞ知る…どの資産が値上がりするか分からないからすべての資産を購入すれば一つは波に乗れるだろうという大雑把な投資法でもあります。

リートには分散効果あり、だが…

バランスファンドはそれぞれ違いがあり株式/債券の比率のほかにはリートを含むかどうかです。一般的にリートを含んだ方がリバランス効果があると言われており最近では6資産や8資産も珍しくありませんが、均等分散という性質上25%はやや比率が高めな印象を受けます。

上記のチャートでは何だかいまいちな結果になったのもそのはず、先進国リートも国内リートも低空飛行でしたから大きく影響を受けました。※もちろんリートが絶好調で牽引してくれることもあります

様々なバランスファンドが増えた今となっては8資産均等は好んで買うものでもないように思えます。

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アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは読んでいて痛快かつ明快である。