Intel Core i5-13400は性能/消費電力ともに30%アップ【Raptor Lake】
アジアなど一部地域ではIntel Core i5-13400がすでに販売されておりベンチマーク結果も出回っています。それによると旧世代比で性能/消費電力ともに30%アップしていることがわかりました。
Raptor LakeからCore i5シリーズもスモールコアを搭載する大きな変化もあり、コスパ重視のユーザーにとって最も注目度が高いCPUと言えます。
参考までにCore i5-13400を含むNon-Kシリーズ(65Wモデル)は2023年初頭から開催されるCES2023にて詳細発表予定です。
新旧スペック比較
新旧CPU仕様 | Core i5-13400 | Core i5-12400 |
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コードネーム | Raptor Lake | Alder Lake |
コア/スレッド | 10(6+4) / 16 | 6 / 12 |
基本クロック | 2.5 GHz | 2.5 GHz |
最大クロック | シングル 4.6GHz 全コア 4.1GHz |
シングル 4.4GHz |
L2+L3キャッシュ | 28 MB | 25.5 MB |
TDP | 65W ?W |
65W 117W |
Alder Lakeから大きく変わった点はCore i5シリーズもスモールコア(E-Core)を搭載したことでありマルチスレッド性能が大幅に強化されました。
これにより動画編集などマルチ性能が必要な場面で大いに活躍すると期待しています。ただしゲーム用途ではスモールコアが発揮しにくいためゲーマー目線では賛否が分かれるところ。
クロックやキャッシュはそこまで大きな変化ではありませんがRaptor Lakeでどのようにパワーアップしたのかベンチマーク動画をご紹介します。
ベンチマーク比較
Cinebench R23 マルチスコア対決 | |||
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Intel Core i5-13500 ※リーク情報 |
100% |
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Intel Core i5-12600K | 90% |
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Intel Core i5-13400 | 81% |
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Intel Core i5-12500 | 65% |
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Intel Core i5-12400 | 63% |
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Cinebench R23 シングルスコア対決 | |||
Intel Core i5-12600K | 100% |
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Intel Core i5-12500 | 94% |
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Intel Core i5-13400 | 93% |
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Intel Core i5-12400 | 88% |
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■マルチ性能
Core i5-13400のマルチスレッド性能は旧世代比で29%向上しておりRaptor Lakeの魅力がふんだんに詰め込まれています。欲を言えばCore i5-12600Kを超えていたら最高でした。
■シングル性能
Core i5-13400のシングル性能は旧世代比6%ほど向上しマルチスレッドに比べると控えめな進化に感じられます。ゲーム用途ではRaptor Lakeの恩恵があまりないかもしれません。
■ベンチマーク中の消費電力/温度
CPU | Core i5-13400 | Core i5-12400 |
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消費電力 | 86W | 66W |
温度 | 61℃ | 60℃ |
Cinebench R23マルチスレッドをフルで回してるときの消費電力および温度は上記のようになります。
性能が30%向上した代わりに消費電力も30%増加してしまったのは残念ですが、温度はAlder Lakeと変わらず一般的なCPUクーラーで問題なく冷却できそうです。