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次世代ノートCPU『Raptor Lake』のスペックがリーク

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次世代ノートCPU『Raptor Lake』のスペック

次世代ノートパソコンに搭載される『Raptor Lake』のスペックがリークされました。インテル第13世代Core i9-13900HXは最大5.4GHzクロックで動作し24コア積んでいるようです。

現行機Intel Core i9-12900HXは最大5.0GHzの16コアで動作するためクロック/コア数ともに大きく進化したことが分かります。ベンチマークを見るのが今から楽しみです。

もはやノートパソコンの領域を超えたとんでもないスペックに仰天しています。プライベートも仕事もなんでもノートPCで済ませられる時代が来るのかもしれません。

インテル第13世代CPUラインナップ

ノート向けCPU アーキテクチャ コア数 基本クロック 最大クロック GPU TDP
Core i9-13900HX Raptor Lake 24 (8+16) 3.9 GHz 5.4 GHz 32 EU 55 W
Core i7-13700HX Raptor Lake 16 (8+8) 3.7 GHz 5.0 GHz 32 EU 55 W
Core i5-13650HX Raptor Lake 14 (6+8) 3.6 GHz 4.9 GHz 32 EU 55 W
Core i5-13500HX Raptor Lake 14 (6+8) 3.5 GHz 4.7 GHz 32 EU 55 W
Core i3-13450HX Raptor Lake 12 (6+4) 3.4 GHz 4.6 GHz 32 EU 55 W
Core i9-13900HK Raptor Lake 14 (6+8) 5.4 GHz 96 EU 45 W
Core i7-13700H Raptor Lake 14 (6+8) 5.0 GHz 96 EU 45 W
Core i7-13620H Raptor Lake 45 W
Core i5-13500H Raptor Lake 12 (4+8) 45 W
Core i5-13420H Raptor Lake 45 W

これらのCPUスペック情報はTwitter@Raichuさんによってリークされており、まだ全てが明らかになったわけではありません。

Core i9-12900HXと比較するとコア数が16→24に、周波数も5.0GHz→5.4GHzに進化しています。さらにキャッシュの増加、高速メモリのサポートによって大幅パワーアップ。

メモリについてはDDR5-5600に対応したことでさらに高速化が可能になりました。また、DDR4-3200サポートを兼ね備えている点もRaptor Lakeの魅力と言えます。

これらのCPUは今年の末からノートパソコンに採用される見込みであり、インテルグラボArk A7シリーズやGeForce RTX 3000シリーズを搭載して最高のゲーミングPCになることが期待されます。

[おまけ] デスクトップ vs ノートパソコン

インテル最強決定戦 2022年11月版 Cinebench R23 Multi-Core
Core i9-13900KF Raptor Lake
39,556
Core i7-13700KF Raptor Lake
31,062
Core i9-12900KF Alder Lake
27,472
Core i7-12700KF Alder Lake
22,812
Core i9-12900HX Alder Lake
18,845
Core i7-12700H Alder Lake
16,745
Core i9-12900H Alder Lake
16,555

デスクトップ版はすでにRaptor Lakeが発売されていますので参考までに旧世代からからどれぐらいパフォーマンスが向上したのか比較してみました。

グラフを並べてみるとCore i7とi9どちらともマルチ性能が40%向上しており、Alderの時と同様に今回のRaptorもまた凄まじい成長を遂げています。

ノートPCでは消費電力や熱問題の関係でどこまで性能が上がるか未知数ですがデスクトップと同じく40%以上パフォーマンス向上してくれることを期待しています。