ノート版GeForce RTX 4000シリーズのベンチマーク結果 ハイエンド帯は30%性能アップ

GeForce RTX 4000,NVIDIA

モバイルNVIDIAチップ

ノートパソコンに採用される次世代GeForce RTX 4000シリーズの性能は旧世代より30%近くパワーアップするそうです。これらの製品は2023年1月4日に公式から発表予定となります。

デスクトップ版GeForce RTX 4090は旧世代より2倍近く性能アップしていたので比べるとノート版の進化が控えめに感じるかもしれません。消費電力や発熱の影響が大きくあります。

製品発表は今のところ1月4日が最有力ですが、NVIDIA社長のジェン・スン・フアンが指を鳴らせばいつでも予定を変えられるということを念頭において読んでください。

来年1月初頭から始まるCES2023ではRTX 4080 Ti, RTX 4080, RTX 4070, RTX 4060, RTX 4050を計画しておりベンチマーク性能は以下になります。(ソース参考)

ノート版グラフィックボード 3DMark TimeSPy Graphics (DX12)
GeForce RTX 4080 Ti
17,300
GeForce RTX 4080
16,000
GeForce RTX 4070
15,300
GeForce RTX 3080 Ti
13,300
GeForce RTX 3080
12,300
GeForce RTX 3070 Ti
11,800
GeForce RTX 4060
11,400
GeForce RTX 3070
10,500
GeForce RTX 3060
8,800
GeForce RTX 4050
7,500
GeForce RTX 3050 (6GB)
6,500
GeForce RTX 3050 Ti
5,800
GeForce RTX 3050 (4GB)
5,000

GeForce RTX 4070は旧世代最強GeForce RTX 3080 Tiのベンチマーク結果を15%も上回っており、これはノートパソコンでゲームを嗜むユーザーにとって非常に喜ばしいニュースです。

製品ロードマップによると2023年1月に発表されるインテル次世代CPU『Raptor Lake-H』と組み合わせられ、早ければ1月末~2月上旬に市場から実物を見られるかもしれません。

参考までにノート版GeForce RTX 4080 Tiに近い性能を持つデスクトップ版グラボはGeForce RTX 3080およびRadeon RX 6800 XTになります。

さすがに電力お化けのハイエンドグラボに敵うはずもありませんが、TDP75W以下で動作するエントリーグラボであれば実はノートPCと遜色なかったりします。