【78点】龍が如く7外伝の評価まとめ シリーズの優れる点をすべて凝縮したファン向け作品

Like a Dragon Gaiden総合,Metacritic

龍が如く7外伝 名を消した男はミニ四駆で遊ぶ

桐生一馬が帰ってきた『龍が如く7外伝 名を消した男』のクリア評価はそこそこ好評です(メタスコア78点)。製作期間6ヶ月とは思えないほどに纏まった作品。

長年のファンを満足させるストーリーや闘技場は高く評価されますが、シリーズ未経験者は楽しめないとの意見も多くあります。これはファンに向けたラブレターのような作品です。

📌メタスコアとは
レビューまとめサイトMetacriticが表示するスコア群のことです。海外メディアや批評家たちのクリア評価を平均化してくれるため信頼できるスコアに落ち着きます。

ただし大勢のプレイヤーが面白いと答えていても自分の感性にハマるかどうかは分かりません。評価とは多数決の結果であり少数派の意見を無視するようなものだからです。

PS5版のメタスコア

今回参考にしているメタスコアはレビュー数が最も多いPS5版になります。ハードによって最適化など評価が変わる可能性もあります。

■『龍が如く7外伝 名を消した男 』セカンドトレーラー

PS5版のメタスコアは78点

龍が如く7外伝が発売されてから1ヶ月が経過し、海外の批評家たちが導き出したクリア評価はメタスコア78です。PC版も77点とそこまで悪くありません。

コンテンツ再利用によって数多くのミニゲームが提供され製作期間の短さを補うことに成功しましたが、目新しさは感じられず全体的な評価は高水準に一歩届かない結果となりました。

📌他のゲームと比較
参考までにメタスコア78点とはどれぐらいの面白さなのか気になったので評価が近いタイトルを並べてみます。プレイしたゲームがあれば相対的に判断できるかもしれません。

シリーズ作品+2023年のゲーム評価まとめ
80 龍が如く 極1
80 Lies of P
80 Remnant 2
79 WILD HEARTS
79 龍が如く3
78 龍が如く4
78 龍が如く7外伝 名を消した男
77 アサシンクリード ミラージュ
76 マリーのアトリエRemake
75 Lords of the Fallen
75 ソニック スーパースターズ
74 Cities: Skylines II
73 Dead Island 2

龍が如く7外伝の総評およびレビュー抜粋

龍が如く7外伝のネオン街
良い点と悪い点まとめ

 ジェットコースターのようなストーリー体験
 小ボリュームながらも一本遊んだような感覚
 昔ながらのアクションを求めていたファンを満足させる
 闘技場は最高のゲーム要素の一つ
 ドラゴンエンジン復活により美しいビジュアル描写
 グラフィックが進化しながらも60FPS維持


 エージェント戦闘はYakuzaスタイルに比べて見劣りする
 一部のサイドクエストは繰り返し
 ボリュームが少ない (龍が如く本編の半分)
 敵AIが怠けてるように感じられる
 目新しい要素は特に含まれない
 シリーズ未経験者は楽しめないかもしれない

📌龍が如く7外伝のクリア時間まとめ
・20~25時間
・15時間
・15時間
・14時間
・14時間 (すべてのコンテンツを遊びつくすなら3倍必要)
・11~12時間

レビュアーのクリア時間をまとめました。ストーリーだけなら12~15時間でクリアできますがサイドストーリーやミニゲームも遊び尽くすなら35~40時間は楽しめるそうです。

PS5版の評価レビュー 12件

 85点 龍が如く7外伝は単なるスピンオフ以上の作品であり、本編ほど長くはないがシリーズファンなら満足できる瞬間が多々用意されている。特に闘技場では懐かしいキャラクターたちが登場し、複数の楽しいサプライズによって興奮することは間違いない。

 85点 開発期間6ヶ月はユーザーから期待感を失わせるかもしれないが、小規模ながらもこれほどまでに完成度の高い作品を作り上げたことは驚きに値する。最高傑作には及ばなくてもシリーズファンにとって強く勧められる一本だ。

 85点 龍が如く7外伝は初心者に勧められないがスピンオフ作品としてのファンサービスは十分に果たしてくれた。昔ながらのゲームプレイを踏襲したこの作品は私を大いに興奮させ龍が如く8への期待感をさらに高めてくれる。

 83点 桐生の復活により新作リリースまでの退屈な期間を見事に埋めてくれる作品だ。シリーズファンならば大いに楽しめるがシリーズ未経験者は手を出さないほうがいいだろう。

 83点 桐生を再び操作したいと思っていたプレイヤーたちに捧げるラブレターのようなゲーム。龍が如く7外伝にはいつもながらのサイドストーリーやミニゲームの数々が含まれておりコンテンツ量の問題にはならない。

 82点 RGGスタジオのシリアスとユーモラスのバランス感覚は素晴らしく本作においても例外ではない。ストーリーだけ進行したいユーザーは物足りなさを覚えるかもしれないが、闘技場や多くのサイドコンテンツによってファンは充実した日々を送れるだろう。

 80点 龍が如く7外伝はシリーズの優れた点をすべて凝縮したような作品だ。以前のゲームプレイと素晴らしいストーリーが組み合わさり一歩前進したように感じられる。しかし新作を遊んだような目新しさは特になかった。

 80点 研究しつくした桐生を再開発することは不可能だと思われていたが、これまで以上に主役として肉付けされゲームとしての面白さを十二分に発揮している。特にムービーシーンでは何度も感動させられ涙が出そうになったほどだ。このシリーズはいつも優れた物語性を提供してくれる。

 78点 これまでの最高傑作には及ばないものの桐生のカリスマ性によってすべてのパズルピースがはまったようにも感じられる。シリーズを長く愛してきたファンであれば気に入ることは間違いないが、しかし遊んだことがない初心者は購入してもおそらく楽しめないだろう。

 75点 龍が如く7外伝はノスタルジーを味わえる素晴らしい作品だが50ドルは支払えない。筋金入りのファンであれば安心して購入できるが個人的にスキップしても問題ないようにも思える。

 72点 エージェント桐生の発想は素晴らしいが子供たちを人質にした秘密組織に服従している姿は違和感すら覚える。また、誰かが「おい、堂島の龍がいるぞ!」と発言するたびに「それは他の誰かと勘違いしているのだろう」と同じことが何度も繰り返されることにウンザリするかもしれない。

 70点 残念なことにゲーム全体が洗練されておらず小さな気になる点がいくつも現れる。例えば移動時にコントロールが滑りやすく戦闘モーションもぎこちない。これらの欠如は戦闘以外にも広がっており龍が如く7外伝を急いで作ったように思えてしまった。

新作ゲームのメタスコア評価まとめ