【49点】ループ8の評価レビューまとめ 飽きやすい人にはオススメできない

2023年07月12日Metacritic

ループを繰り返すことで物語を進展させる『LOOP8（ループエイト）』の評価はとても不評です(メタスコア49点)。一体どこがダメだったのかその理由を探っていきましょう。

タイムリープ系はストーリーの性質上どうしても繰り返し作業になります。そこを面白くできれば高い評価を獲得できますが、プレイヤーによって賛否両論になりやすいのかもしれません。

📌メタスコアとは
レビューまとめサイト『Metacritic』が表示するスコア群のことです。海外の著名なメディアや批評家たちのクリア評価を平均化してくれるため信頼できるスコアに落ち着きます。

ただし大勢のプレイヤーが面白いと答えていても自分の感性にハマるかどうかは分かりません。評価とは多数決の結果であり少数派の意見を無視するようなものだからです。

Switch版のメタスコアは49点

ループ8が発売されてから1ヶ月、海外の批評家たちが導き出したクリア評価はメタスコア49です。投票数は少ないながらもここからの巻き返しは難しい。

すべてのレビュアーから賛否両論もしくは低スコアを叩きつけられてしまいました。まとめると『万人受けしない』『戦闘が退屈』『繰り返しはフラストレーションがたまる』など散々な評価です。

📌他のゲームと比較
普段であればメタスコアが近いゲームを探して相対的な評価を探るところですがここまで低いとどうにもならず…2023年の低スコア順ランキングを作ることにしました。

2023年ゲームの低評価ランキング
34	The Lord of the Rings: Gollum
38	Greyhill Incident
49	LOOP8（ループエイト）
50	Clive 'N’ Wrench
52	Crime Boss: Rockay City
53	The Last Worker
54	Redfall (PC版)
54	Ravenbound
54	Colossal Cave
55	Nadir: A Grimdark Deck Builder
56	Blood Bowl III
57	Wanted: Dead
57	The Last of Us Part I (PC版)
60	Stray Blade

海外の評価レビューまとめ (ネタバレなし)

Good評価 0票
賛否両論 5票
Bad評価 4票

Switch版の評価レビュー 8件

 60点 ループ8には好きなところがたくさんあり、クリエイティブチームも多くの労力を費やした作品なのだろう。彼らはスターを目指すべく挑戦したが残念ながら及ばず、興味深い作品ではあるが明確なポテンシャルを発揮することはできなかった。だがそれでいい。リスクを冒さないゲーム開発に価値などないのだから。

 60点 万人受けするゲーム内容ではないが世魅力的な発見や世界観で構成されている。ビジュアルノベル、ソーシャルシミュレーター、モンスターとの戦いが好きならループ8も楽しめるかもしれない。

 60点 ループを繰り返すコンセプトはうまく機能しているものの、戦闘や対話システムと他の部分が断絶しているように感じられる。可能性を秘めた作品として将来のアップデートに期待したいが、あまりにも退屈な現状では購入はおすすめできない。ループ8は2023年で最大に失望している。

 50点 粗削りな部分も多く見受けられるがそれでもループ8は今年プレイしておきたい面白味のある作品と言える。

 50点 ループ8のストーリーは面白くなりそうな可能性を秘めているが、期待通りに着地することもなくラストに向けて感情的なインパクトを残すこともなかった。ゲームプレイの性質上、繰り返しによるフラストレーションが溜まり作品全体を退屈なものにさせている。

 45点 ループ8は目の保養として評価されるかもしれないが中身のない退屈なセリフや退屈な戦闘が繰り広げられている。多少のわくわくさせるアイデアがあったとしても葦原中つ町に行くだけの価値はないだろう。

 40点 感動的な作品にしたいゲームメーカーの思惑とは裏腹に、イライラするほど遅いテンポや退屈なやり取りでプレイヤーを飽きさせてしまう。葦原を散策するコンセプトとアイデアは評価するが、何度も続くループを体験した今はケガイたちを勝たせてやろうという誘惑に駆られる。

 40点 ループ8は興味深いコンセプトが備わったJRPGだが、残念ながら最適化不足やゲームプレイ上の疑問が残る進行、そして非常に苦痛な戦闘システムによって行き詰まりを感じる。