240Hzに対応した世界初のミニLEDゲーミングモニター発表
ゲーミングモニターはすでに4K解像度240Hzの時代が到来していますがミニLEDを採用したモニターはこれが初になります。
120Hzや240Hzモニターを使用している人に話を聞くとみなさん口を揃えて『一度体感するともう前の物には戻れない』と仰いますね。
トップレベルのゲーマーからすると最低でも120は必要なのでしょう。
サムスン製の4K解像度ゲーミングモニター
サムスンはCES2022に先駆けて4K@240Hzゲーミングモニターを発表しました。モニターはOdyssey Neo G8を採用しており、世界初のミニLEDディスプレイになります。
240Hzのリフレッシュレートで動作する4K解像度(3,840×2,160)ディスプレイは世界最高峰のグラフィックカードでさえ恐怖させることでしょう。
ミニLEDとは通常のLEDとは異なり細かく部位ごとにバックライトを制御する方法です。全体的に照らすことしか出来なかった通常のLEDパネルよりも大幅にコントラストが向上しました。
全体的な仕様
モニターは32インチの大きさになりOdyssey G9のような1000Rカーブを実現しています。そしてディスプレイ自体は従来の1/40サイズのピクセルで動作するQuantum Mini LEDが採用されています。
究極のカーブとミニLED機能によってさらに没入感のあるゲーム体験が可能になりました。通常のLEDよりも深い黒色を発色するディスプレイが実現します。
またピーク輝度は2,000nitと非常に明るくHDRコンテンツを映すには十分すぎるほどです。4,096の画面輝度制御のおかげでコントラストは業界で最も高い1,000,000:1と測定されています。
サイズ | 32インチ |
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解像度 | 4K (3,840×2,160) |
リフレッシュレート | 240Hz |
湾曲率 | 1000Rカーブ |
LED技術 | Quantum Mini LED ※従来の1/40 |
ピーク輝度 | 2,000 nit |
コントラスト | 1,000,000:1 |
画面入力 | x2 HDMI 2.1 x1 Displayport 1.4 |
外見やその他機能
外見はOdyssey G9を小型バージョンにしたように見えて同じ白をテーマに近未来的な美的センスと黒のアクセントが特徴的です。そして青いLEDリングはRGBによって照らされるでしょう。
Core Sync機能はモニター背面にあるRGB照明と画面上のコンテンツが自動的に同期されますが、一方でAuto Source Switch機能は接続されたデバイスのソースによって切り替わります。
サムスンはまだ価格を明らかにしていませんが4Kモンスター解像度と240Hzのリフレッシュレート、ミニLEDを実装したことで多くのコストがかかっていることは間違いありません。