次世代APUはPS4 Proを越えるゲーミング性能

次世代APUはPS4 Proを越えるゲーミング性能

ノートPC版のRyzen 6000 APUがついに発売されました。期待していた通りのゲーミング性能を発揮しておりノートPCゲーマーにとって革命が起きています。

ユーザーによるベンチマーク調査では6000APUシリーズはGeForce GTX 1650に勝っているスコアをいくつも出していることが判明しました。

電力的にも余裕があるデスクトップ版がもし作られるならグラフィック性能をさらに強化してAPUの強みを前面に押し出していきたいころです。

ノートPCでゲーム革命

以前からVegaを搭載していたAPUはそれなりのゲーミング性能を保有しておりローエンドグラフィックボードに匹敵するパワーを持っていました。

そして今回、最新のRDNA2を搭載したAMD Ryzen 6000APUシリーズの登場によってローエンドグラフィックボードは完全に終わりが来たことを告げられます。

デスクトップ版は未だにVegaを使用している悲しい状況ですが、少なくともノートPC版はGeForce GTX 1650に勝っていることも事実です。

次世代APUはさらにパワーアップ

比較対象(ゲーム機/グラボ) FP32 TFLOPs
Sony PS5 10.29
次世代APU (Cu24)
※海外予想
6.75
次世代APU (Cu16) 4.50
GeForce GTX 1060 4.40
Sony PS4 Pro 4.18
Xbox Series S 4.00
Ryzen 9 PRO 6950H
(発売されたばかりのノートPC)
3.68
Radeon RX 6400 3.56
GeForce GTX 1650 2.98
GeForce GTX 1050 Ti 2.10
Sony PS4 1.84

TFLOPsは1秒間にどれだけのグラフィック処理を行えるか性能指標みたいなものです。もちろん数値が高いほどパフォーマンスが高くなります。

発売されたばかりのRyzen 9 PRO 6950HはすでにXbox Series Sに近い性能まで到達しておりGeForce GTX 1650を後方に抜き去っていきました。

そして海外メディアによると次世代APUはCu数を12→16もしくは12→24に増やす可能性があると考えているようで性能が大きく上昇します。(さすがに24は厳しそう)

GTX1650に勝るゲーミング性能を獲得したノートPCはまさに革命です。反対にデスクトップ版はAPUの存在意義が危うい状態に…。今回はデスクトップ版が作られるか予想が付きません

次世代に期待される機能

3D Chiplet

APUに採用されているモノリシック設計は利点でもあり欠点でもあります。レイテンシを低くできますがキャッシュを多く搭載できないためゲーミング性能がどうしても劣るのです。

次世代APUとしてはそれを補うためにRyzen 7 5800X3Dのような3D V-Cacheを搭載することがユーザーから最も期待されています。

また高いパフォーマンスを発揮するためにはInfinity Cacheも欠かせません。高速な帯域を実現できるので帯域不足に陥っているAPUには欲しい機能です。

150ドル以下のグラフィックボード死亡

多くのことが期待されている次世代APUですが内蔵GPUがスペースの大半を埋め尽くしているAPUにとってそれらの機能も搭載する余裕があるかどうかは分かりません。

ともあれ現行のRyzen 6000 APUシリーズはエントリー以下のグラフィックボードを食いつくす勢いで進化しておりノートPCと言えども侮れないパワーを持っています。

特にグラフィックボードが高騰している2021年以降は相対的にAPUの価値が上昇しています。希望小売価格150ドル以下のグラフィックボードはもはや買う意義が失われつつあるようです。

■一言
デスクトップ版APUもどうか発売お願いします!