バイオハザードRE:4の推奨スペック解説
リメイク作品『バイオハザードRE:4(Steam版)』の発売が2023年3月24日に決定しました。それと同時にPC版の推奨スペックも判明。予想より軽いゲームであるようです。
最近では足切りされることが多いGeForce GTX 1050 Tiでもスペックを満たしているため、大半のPCユーザーはアップグレードせずとも遊べると思います。
高コスパグラボGTX1050 Tiの後を継ぐGeForce GTX 1650も同じく問題なさそうで一安心です。まだ舞える…!
システム要件解説
システム | 最低スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|---|
![]() | CPU | Intel Core i5-7500 AMD Ryzen 3 1200 | Intel Core i7-8700 AMD Ryzen 5 3600 |
![]() | グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti AMD Radeon RX 560 | NVIDIA GeForce GTX 1070 AMD Radeon RX 5700 |
![]() | メモリ | 8 GB RAM | 8GB RAM |
![]() | OS | Windows 10 64-bit | Windows 10 64-bit |
- 最低スペック: パフォーマンス重視設定 1080p/60fps
- 推奨スペック: 画質重視設定 1080p/60fps
バイオハザードは解像度やフレームレートなど条件が記載されているのでとても助かります。画質さえ気にしなければGeForce GTX 1050 Tiで問題ありません。
推奨CPUは5年前に発売されたIntel Core i7-8700です。i7と聞くと高いスペックに思えますが実際はCore i3-12100と同程度の性能になります。
CPUをなるべく安く抑えたいならIntel Core i3-12100FもしくはAMD Ryzen 5 5600あたりがおすすめです。浮いた費用でグラフィックボードを強化しましょう。
グラフィックボード性能比較表
最低スペック(GeForce GTX 1050 Ti)を0%として他のグラフィックボードはどれだけ性能差があるのか確認できます。
当サイトではGeForceを推奨します。PCゲーマーの77%がNVIDIAを選択しておりメーカーも優先的にゲームの最適化を行うからです。
参考: Steamハードウェア調査2022年9月版
グラフィックボード名 | 性能比 | 価格.com | コスパ | |
---|---|---|---|---|
![]() | GeForce GT 1030 | -60% | 9,980円 | ⭐ |
![]() | GeForce GTX 1630 | -8% | 16,800円 | ⭐⭐⭐ |
![]() | GeForce GTX 1050 Ti 最低スペック | 0% | 19,280円 | ⭐⭐⭐ |
![]() | GeForce GTX 1650 | +24% | 19,980円 | ⭐⭐⭐⭐ |
![]() | GeForce GTX 1660 | +86% | 24,800円 | ⭐⭐⭐⭐ |
![]() | GeForce RTX 3050 | +100% | 29,980円 | ⭐⭐⭐⭐ |
![]() | GeForce GTX 1660 Super | +103% | 26,800円 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
![]() | GeForce GTX 1070 推奨スペック | +114% | 取扱い終了 | – |
![]() | GeForce RTX 2060 | +122% | 35,980円 | ⭐⭐⭐ |
![]() | GeForce RTX 3060 | +170% | 45,980円 | ⭐⭐⭐ |
![]() | GeForce RTX 3060 Ti | +223% | 59,800円 | ⭐⭐ |
![]() | GeForce RTX 3070 | +253% | 71,800円 | ⭐⭐ |
![]() | GeForce RTX 3070 Ti | +274% | 78,980円 | ⭐⭐ |
![]() | GeForce RTX 3080 | +299% | 109,800円 | ⭐ |
![]() | GeForce RTX 3090 | +322% | 173,800円 | ⭐ |
![]() | GeForce RTX 3080 Ti | +332% | 139,800円 | ⭐⭐ |
![]() | GeForce RTX 3090 Ti | +367% | 184,800円 | ⭐ |
![]() | GeForce RTX 4090 | +483% | 308,000円 | – |
以上のことを踏まえてバイオハザードRE:4が快適に遊べるゲーミングPCを3つ紹介します。それぞれ用途に合わせてご用意しました。
おすすめゲーミングPC紹介
用途 | 価格 | CPU | GPU | RAM | SSD |
---|---|---|---|---|---|
極限まで安く | 99,980円 | Ryzen 5 4500 | GeForce GTX 1650 | DDR4 16GB | NVMe 500GB |
最強コスパ | 159,800円 | Core i5-12400 | GeForce RTX 3060 | DDR4 16GB | NVMe 500GB |
4K解像度 | 370,700円 | Core i7-12700K | GeForce RTX 3080 Ti | DDR4 32GB | NVMe 2TB |
同価格帯の中で最もゲームに適しているPCを厳選しました。そのため場合によってはMicrosoft Officeなどビジネスソフトが含まれないことがあります。
もし5年以上使うつもりならCPUを重視するのも一つの方法です。グラボは最悪買い換えることができますがCPU/マザーボードは玄人でないと交換できないからです。
極限まで安く抑えたい
Lightning AH5 (Ryzen 5 4500搭載モデル) | ||
---|---|---|
![]() | コスパ | ⭐⭐☆☆☆ |
CPU | AMD Ryzen 5 4500 | |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB | |
メモリ | DDR4-3200 16GB (8GB*2) | |
ストレージ | NVMe SSD 500GB | |
OS | Windows 11 Home 64-bit | |
価格 | 99,980円(税込) |
バイオハザードRE:4の最低スペックを満たせる極限まで安いゲーミングPCを紹介します。画質を気にしないのであればパフォーマンス設定で60fps動作可能。
Intel Alder Lake版も用意されていますがメモリ容量が8GBに減らされています。ゲーム用途なら16GBあるこちらのRyzen版をおすすめします。
GeForce GTX 1650はやや古めのグラフィックボードになり長く持ちそうにありません。数年後に買い替えることを考えるとコストパフォーマンス☆-1です。
CPU比較: Ryzen 5 4500
CPU総合性能ベンチマーク (Cinebench R23) | |||
---|---|---|---|
![]() | AMD Ryzen 5 4500 | ||
![]() | AMD Ryzen 5 3600 | ||
![]() | Intel Core i7-8700 | ||
![]() | Intel Core i5-7500 | ||
![]() | AMD Ryzen 3 1200 |
バイオハザードRE:4推奨CPUであるIntel Core i7-8700およびAMD Ryzen 5 3600を超える性能を持っており大半のゲームが快適に動作します。
AMD Ryzen 5 4500は2022年4月に発売されたCPUです。6コア12スレッドの高いマルチ性能を発揮し最大クロックは4.1GHzまで増加します。
ただし古めのZen2アーキテクチャを採用しているのはマイナスポイントです。2~3年後ぐらいには乗り換えたくなるかもしれません。
グラボ比較: GeForce GTX 1650
グラボ性能ベンチマーク (3DMARK TimeSpy) | |||
---|---|---|---|
![]() | AMD Radeon RX 5700 | ||
![]() | NVIDIA GeForce GTX 1070 | ||
![]() | NVIDIA GeForce GTX 1650 | ||
![]() | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti | ||
![]() | AMD Radeon RX 560 |
残念ながら推奨スペックにはほど遠い性能差を見せつけられましたが、最低スペックにはダブルスコアを付ける中間的な性能を持っています。
最低スペックでもパフォーマンス設定1080p/60fps可能と明記されていることから、搭載グラボの性能ならばおおよそ中画質設定でプレイできると予想します。
NVIDIA GeForce GTX 1650の発売時期は2019年4月とやや古くなりますが、グラボ高騰の影響を受けて今も人気商品の一つです。
最強コスパのゲーミングPC
LEVEL-M06M-124-RBX | ||
---|---|---|
![]() | コスパ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
CPU | Intel Core i5-12400 | |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB | |
メモリ | DDR4-3200 16GB (8GB*2) | |
ストレージ | NVMe SSD 500GB | |
OS | Windows 11 Home 64-bit | |
価格 | 159,800円(税込) |
バイオハザードRE:4の推奨スペックを満たしつつ5年間の長期運用にも耐えうるゲーミングPCです。最高画質のバイオホラーをぜひ体験してみてください。
すべてがコストパフォーマンスを念頭に置いて構成されており、このスペックが16万円で手に入るのは信じられません。少なくとも自作PCでは中古を取り寄せないと不可能です。
マザーボードの拡張性も高く、PCIeやSATA SSDなど足りなければ追加したりカスタマイズもできます。(自作知識が必要)
CPU比較: Core i5-12400
CPU総合性能ベンチマーク (Cinebench R23) | |||
---|---|---|---|
![]() | Intel Core i5-12400 | ||
![]() | AMD Ryzen 5 3600 | ||
![]() | Intel Core i7-8700 | ||
![]() | Intel Core i5-7500 | ||
![]() | AMD Ryzen 3 1200 |
あまりのコスパに世界が絶賛した第12世代Core i5-12400が採用されています。AMDに押され始めていたIntelが盛り返すことに成功したのもAlder Lakeのおかげ。
推奨スペックより36%高いパフォーマンスを持っており、バイオハザードに限らず現存するすべてのPCゲームを快適に動かせるポテンシャルがあります。
またゲームにおいて重要視されているシングル性能がライバルより頭一つ抜けているのも強みです。少なくとも5年は前線で使っていけることでしょう。
グラボ比較: GeForce RTX 3060
グラボ性能ベンチマーク (3DMARK TimeSpy) | |||
---|---|---|---|
![]() | NVIDIA GeForce RTX 3060 | ||
![]() | AMD Radeon RX 5700 | ||
![]() | NVIDIA GeForce GTX 1070 | ||
![]() | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti | ||
![]() | AMD Radeon RX 560 |
まさに推奨スペックぴったりのパフォーマンスを持っており、バイオハザードを高画質60fpsでプレイできることが保証されています。(ただし快適なのは2Kまで)
単純な性能だけでなくレイトレーシングを利用できることも大きな特徴でしょう。果たしてバイオハザードにレイトレが必要かどうかの疑問は置いといて。
GeForce RTX 3060は価格とパフォーマンスのバランスがちょうど良く、どんなゲームも不自由しない性能とコンパクトさがウリのグラフィックボードです。
PCで遊ぶなら4Kでしょ
OMEN 45L Desktop (価格.com限定モデル) | ||
---|---|---|
![]() | コスパ | ⭐⭐⭐☆☆ |
CPU | Intel Core i7-12700K | |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti | |
メモリ | DDR4-3733 32GB (16GB*2) | |
ストレージ | NVMe SSD 2TB | |
OS | Windows 11 Pro 64-bit | |
価格 | 370,700円(税込) |
4K解像度+レイトレーシングを活用してバイオハザードRE:4を最大限プレイできる贅沢なゲーミングPCです。これで重く感じるならそれはゲームが悪い。
同価格帯の中では最もゲームに適したAlder Lakeが採用されておりメモリやSSDが他社より2倍増量されているのも良ポイント。MODを大量に詰め込んでも問題ありません。
ハイスペックPCを選ぶ人にとってコスパは不要かもしれませんが、価格.comとコラボすることによって超高性能かつ高いコストパフォーマンスが実現しました。
CPU比較: Intel Core i7-12700K
CPU総合性能ベンチマーク (Cinebench R23) | |||
---|---|---|---|
![]() | Intel Core i7-12700K | ||
![]() | AMD Ryzen 5 3600 | ||
![]() | Intel Core i7-8700 | ||
![]() | Intel Core i5-7500 | ||
![]() | AMD Ryzen 3 1200 |
バイオハザードRE:4の推奨スペックを大幅に超えるパフォーマンスがあります。圧倒的な火力はもはや完全オーバーキル状態です。
Intel Core i7-12700Kを生かしきれるゲームはこの世に存在しません。エルデンリングやサイバーパンク2077ですら力を持て余すことでしょう。
ゲーム配信をする予定があったり、もしくはプレイ動画を編集してアップロードする場合はこの有り余るパワーを存分に発揮することができます。
グラボ比較: GeForce RTX 3080 Ti
グラボ性能ベンチマーク (3DMARK TimeSpy) | |||
---|---|---|---|
![]() | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti | ||
![]() | AMD Radeon RX 5700 | ||
![]() | NVIDIA GeForce GTX 1070 | ||
![]() | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti | ||
![]() | AMD Radeon RX 560 |
ハイスペックなグラフィックボードの中で最もコスパが高いNVIDIA GeForce RTX 3080 Tiが採用されています。
4K解像度+レイトレーシングを活用しながら90~120fpsのゲームプレイが可能です。バイオハザードRE:4のすべてを余すことなく体感できることでしょう。
またサイバーパンク2077を4K解像度で動かせるパフォーマンスを持っており、ウルトラ画質まで高めても45fps維持できます。重いゲームもへっちゃら。