Ryzen APU6000シリーズはGTX1650相当のパフォーマンスがあるらしい

AMD,Ryzen APU

Ryzen APU6000シリーズはGTX1650相当のパフォーマンス!?

DDR5に対応して帯域問題から開放されるAPU6000シリーズですが噂ではGeForce GTX 1650相当のパフォーマンスが出るかもということです。にわかには信じられませんがRDNA2は期待しているので詳しく見ていきましょう。

RDNA2 GPUを搭載したRembrandt APUの性能

AMDは2022年1月に次世代Rembrandt Ryzen APU6000の発表を決定し、RDNA2アーキテクチャのおかげで今までとは考えられないぐらいに成長したグラフィックスパフォーマンスを備えています。

AMD Ryzen APU 6000シリーズのラインナップはエントリー層である6000Uとハイエンドである6000Hの2つに分けられます。どちらもZen3 CPUおよびRDNA2 GPUによって組み合わされています。

PCI Gen 4.0やDDR5サポートなど新APUに組み込まれる新しいテクノロジーもありますが、グラフィックスに関しては過去APUに搭載されていたVegaシリーズに比べて大きな改善が見られると期待しています。

ベンチマークで性能を証明

HXL@9550pro氏によるとRyzen APU 6000シリーズは3DMarkのグラフィックスベンチマークであるTimeSpyで2700ポイントを表示したようです。どのSKUを使っていたか明記されていませんが、APU用のRDNA2はまだ現時点で最適化されていないため改善の余地はあります。

それにもかかわらずVegaシリーズから大幅に上回っています。2700ポイントを叩き出すグラフィックボードはNVIDIA GeForce GTX 1650にほぼ近く、AMD Radeon RX 650よりわずかに高速です。

そして旧世代グラフィックボードであるNVIDIA GeForce GTX 1050 TiやAMD Radeon RX 550などのカードは今回のAPU6000シリーズよりも低速になりました。

今までの統合GPUではメモリ帯域が大幅に不足していたためVegaシリーズをAPUとして使い続けてきましたが、今後はDDR5メモリによって帯域が大幅に改善され統合GPUパフォーマンスがはるかに向上するというのです。

画像で比較

3DMark TimeSpyのGTX1650性能

比較画像を用意しました。Ryzen APU 5000シリーズで搭載されているVega 8は約1100~1200のTime Spyポイントを獲得するため、RDNA2を搭載したAPUでは2倍以上の改善がみられるということです。

これによりIntelのXe-LPアーキテクチャよりもAMDが優位に立てるはずです。全体的にノートパソコンではPS4およびXbox Oneより高速なグラフィックパフォーマンスを得られることでしょう。

詳しくはCES2022で発表されるAMD Ryzen APU 6000シリーズを期待してください。

Family Name Ryzen 6000H
(Rembrandt)
Ryzen 5000H
(Cezanne)
Ryzen 4000H
(Renoir )
プロセスルール 6nm 7nm 7nm
CPUアーキテクチャ Zen 3+ Zen 3 Zen 2
コア/スレッド数 8/16 8/16 8/16
L2キャッシュ 4 MB 4 MB 4 MB
L3キャッシュ 16 MB 16 MB 8 MB
最大CPUクロック 4.8GHz 4.3GHz
GPUアーキテクチャ RDNA 2 (6nm) Vega改 (7nm) Vega改 (7nm)
最大GPUコア数 8 CUs (512SP) 8 CUs (512SP)
最大GPUクロック 2100 MHz 1750 MHz
TDP 35-45W
(65W cTDP)
35-54W
(54W cTDP)
35-45W
(65W cTDP)
発売日 2022 Q1? 2021 Q1 2020 Q2

※上記に関する情報はすべてノートPCに向けたものでありデスクトップ版では帯域問題により実際はGeForce GTX 1050相当に落ちるのではないかと予想しています。

コメントをピックアップ

海外の反応
私のRX460を打ち負かすのも時間の問題と聞いて 😛
↑そうでもないよ、GTX 1050とほとんど競合しないと思う。
AMDは2000年にIntelより先に1GHzに達成して打ち負かしました。そして20年後、彼らは予想外のCPUで8GHzに達成してまた打ち負かしたのです。
↑6コア8GHzだって!?なんてこった
↑世界記録は8コアのFX-8370で8.722GHzです。8GHzは6コアの下位レコードにすぎません。
↑はい、しかしその記録はシングルコアです。6コアの方は全コアで達成したのです。
つまり低予算のゲーミングノートPCである720pまたは900pの画面がなくなったということを意味します…!
Destiny 2しか勝たん
RX 6900 XTならDEATH STRANDINGが4K@100FPSでぬるぬる動くぜ、ヘヘ

DEATH STRANDINGが4K@100FPSで動く
↑洗練されたFallout: New Vegasみたいに見えるね。
↑そのゲームはとても退屈です。私にとってはフェデックス(物流会社)の従業員向けのトレーニングアプリです。
12600Kは現在セールスキングであると思われますが、まだここで20台も販売できていません。
oh deer! (※やれやれ、がっかりといったニュアンス)
↑RKLはよく売れています。11700Kは私が見つけることができる最安の8CPUです。
↑11900Kも最終的には$500未満になるでしょうね。
↑11900Kの価格は馬鹿です。12700K以上のコストがかかります。