Steam Deckの性能を6倍にしたありえない改造
ガッツリ遊ぶには物足りないSteam Deckを改造してグラフィック性能を6倍にしてしまった方法が公開されました。まあぶっちゃけネタ記事です。
標準搭載されているのは"RDNA2″と呼ばれる優秀なGPUコアです。PCゲーマー向きの表現に変えるとおおよそGeForce GTX 1050相当の性能を持っています。
日本ではまだ発売されておらず眺めることしかできませんがSteam Deckの売れ行きは非常に好調です。時代はやはり携帯ゲーム機を求めているのかもしれません。
Radeon RX 6900XT装着
パワーが足りないなら外付けグラフィックボードを用意すればいいじゃない。
■動画投稿者のコメント
SteamDeckのM.2スロットにグラフィックボードを外付けしています。動画ではRadeon RX 6900XTを使用していますがGeForce 3080や3090も試したところ動作しませんでした。またSteamdeck標準のLinuxではグラフィックボードがうまく機能せずWindows11をインストールする必要があります。
手順1 M.2スロットを確認
裏側を開けるとドライバーの指す位置にM.2スロットがあります。PCIeに変換するケーブルを用意して挿入してください。
実際にやる人はいないと思いますがM.2→PCIe変換はNVM Express M.2 to PCIe 3.0 x4 外部グラフィックカード用 32G/s eGPUのような高品質なものを使う必要があります。
また、改造を行うとメーカー保証が失われることに注意してください。
手順2 電源も忘れずに
もちろん電源も忘れずにご用意ください。これでRadeon RX 6900XTの性能をフルに出すことができます。
持ち運べる携帯ゲーム機の利点を完全に潰しに行ってるのでまあぶっちゃけ実用性皆無のジョーク改造です。
参考になるか分かりませんがベンチマーク比較も動画内で行われました。
ベンチマーク | Fire Strike | Time Spy |
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RDNA2 ※デフォルト |
4,340 | 1,722 |
6900XT ※外付けGPU |
16,357 | 10,395 |
コメントをピックアップ
動画視聴者の感想 | |
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RX6900XTをこんな風に使うなんて嫉妬するほどに羨ましいです。素晴らしい動画! | |
私なら間違いなくこれをするでしょう。パワフルな携帯機でゲームコンテンツを遊ぶのです。 | |
↑同じく。これには楽しさがあります。 | |
↑↑携帯ゲーム機ならスマホの方が良いと思う。もしくはPS Vitaをハックしてもいい。 確かにこれはPCゲーム向きだけどそこまで動作が快適になるわけでもなくバッテリー問題があります。 |
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↑SteamDeckとスマホの比較は同じゲームを提供しているなら有効だけどね。 | |
このことから分かることはValveとAMDは素晴らしい設計をしたということです。搭載されているCPUはiGPUの補助をする最低限に抑えられています。
しかし他のモバイルでは外付けグラフィックカードを使用してもボトルネックになることがありません。これは無駄に強力なCPUが搭載されておりその分のコストを払わなければならないということです。 |
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NVIDIA問題や熱問題など | |
UFD techでもNVIDIAの問題を抱えているのを見ました。 Thunderboltアダプターを使ったときに同じような現象に遭遇しましたがPCIeレジストリに割り当てられたスペースに関係ありそうです。 |
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SteamDeckの電源ICは通常状態でも90度になりすでに高温です。フタを外した状態ではエアフローがないためさらに高温になる可能性もあります。
もし誰かが同じようなことをするつもりなら温度をしっかり確認したほうが良いでしょう。故障につながります。 |
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背面カバーを戻してください。バックプレートはSteamDeckのエアフローを制御するためのものなので、十分に冷やしきれてない可能性があります。 | |
Steam Deck 2への期待 | |
Valveの誰かはここから次のアイデアを受け取ったはずです。 1) Thunderboltポートを用意する 2) ドッキングステーションを売る(Switchのような) |
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外付けグラフィックボードをもっと簡単に接続できるカスタムケースが作れたらより良いでしょうね 🙂 | |
本当に必要なのはダブルM.2変換アダプターです。 一つでは帯域が足りていないのでValveは追加でM.2スロットを作成してください。 |
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SteamDeck2にはこれを実現するポートが必要です。 | |
Thunderbolt4とドッキングステーションを備えたSteamDeck2を想像しています。もちろん4K60FPSのゲームプレイを実現するためにデスクトップ用のGPUを統合してください。 |