【92点】マリオワンダーの評価まとめ 2Dの可能性を引き出すアイデア作品
10年ぶりの新作2Dアクション『スーパーマリオブラザーズワンダー』のクリア評価は圧倒的に好評です(メタスコア92点)。マリオワールド以来の快挙かもしれません。
ハードの進化とともに2Dマリオは影を潜め『革新性や驚きがない』と言われ続けてきましたが、そのすべてを吹き飛ばすシリーズ最高傑作のクラシックマリオがついに誕生しました。
📌メタスコアとは
レビューまとめサイトMetacriticが表示するスコア群のことです。海外メディアや批評家たちのクリア評価を平均化してくれるため信頼できるスコアに落ち着きます。
Switch版のメタスコアは92点
マリオワンダーが発売されてから1ヶ月が経過し、海外の批評家たちが導き出したクリア評価はメタスコア92です。若い客層を呼び込む作品として期待されます。
次々と新たなギミックで楽しませ多くのレビュアーから高い評価を獲得。その一方で欠点がないわけでもなくコアゲーマーからは物足りない声もあります。
📌他のゲームと比較
参考までにメタスコア92点とはどれぐらいの面白さなのか気になったので評価が近いタイトルを並べてみます。プレイしたゲームがあれば相対的に判断できるかもしれません。
シリーズ作品+2023年のゲーム評価まとめ | |
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96 | ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム |
96 | Baldur’s Gate III |
93 | バイオハザード RE:4 |
92 | スーパーマリオブラザーズワンダー |
92 | ストリートファイター6 |
91 | Marvel’s Spider-Man 2 |
90 | デイヴ・ザ・ダイバー |
89 | Dead Space (2023) |
88 | スーパーマリオメーカー2 |
88 | スーパーマリオメーカー |
87 | New スーパーマリオブラザーズ |
マリオワンダーの総評およびレビュー抜粋
ゲーム評価 | 4.5 2Dマリオながらも遊びの幅が広く独創性で満たされる |
---|---|
コンテンツ量 | 2.5 クリア時間は約9~12時間 (レビュアーの平均値) 100%コンプリートを目指すと12~20時間 |
遊びやすさ | 5.0 無敵キャラも用意され気軽に遊べる |
コスパ | 3.5 アイデア豊富のゲーム性を備える一方でボリュームはやや少な目 |
ビジュアルが賑やかで楽しい
ワンダーフラワー効果がステージごとに違って面白い
常に新たなギミックで満たされる
バッジなど装備によって遊び方を変えられる
無敵キャラが用意されお気軽にプレイできる
2.5Dと言うべき新たなゲーム性
マリメのような高難易度ステージも健在
気楽に繋がれるマルチプレイ
コンテンツ量がやや少ない
協力プレイが完全ではない
ボス戦があまり面白くない
バッジは無駄も多い
100点 マリオワンダーはこのシリーズに大きな革命をもたらすものであり、これまで作られた2Dマリオの中でも最高傑作だ。
100点 2Dマリオとしてほぼ完璧と言っても過言ではない。Newスーパーマリオは面白さこそあったもののアイデンティティが感じられなかった。しかしマリオワンダーはあらゆる面で創造性と独自性に溢れている。
100点 マリオワンダーこそまさに求めていたものだ。強力なパワーアップやスキルを備え、これまでにない柔軟なゲームプレイが提供されている。思っていたより簡単な難易度ではあるが全体的な評価はSwitchのプラットフォーマーとして最上位だ。
96点 今年最高のゲームかつ2Dマリオとしても史上最高なのは間違いない。シンプルな2Dをベースに革新的なアイデアが次々と現れどれもこれも見逃せない要素で詰まっている。これはシリーズの新たな一歩であり今後が楽しみな新時代の幕開けでもある。
95点 マリオワンダーによってクラシックなマリオ体験は新たな道を切り開いた。これほどまでに満足感を与えてくれたのはマリオワールド以来だ。
95点 マリオワンダーは一言で言って大成功な作品だ。2.5Dリブートによって現代的な横スクロール作品の中でも個性的なゲームプレイが実現しておりバランスと配分も素晴らしい。
95点 マリオワンダーはこの世代にとって最高のプラットフォーマーになり得る。手放しで喜べる2Dマリオは長いこと現れなかったがついに最高傑作が誕生し、皆に愛される横スクロール2Dマリオが再び頂点に返り咲いた。
95点 任天堂は3Dで培ってきた技術をうまく2Dに融合してみせた。遊びの幅が広くやりがいのあるゲームとして最初から最後まで驚きに満ちている。
92点 任天堂は大量のアイデアを自在に組み合わせてマリオワンダーをシリーズ最高地点へと押し上げた。それはつまり今後登場するマリオ作品が自らのハードルの高さに苦しむことになるが、このゲームはあらゆる面で評価される大ヒット作であり、オデッセイに匹敵するほどのインパクトを持っている。
92点 マリオワンダーはとにかく楽しすぎる。新たに導入されたアイデアはどれも技術革新であふれており、驚きに重点を置きながらも細部への配慮も忘れない。ボス戦が簡単すぎて記憶に残らない点は残念だが、それを考慮しても優れた作品に違いなくシリーズを新たな道へと導いている。
90点 任天堂がまたしても見事な作品を発表した。2Dマリオのコンセプトを守りながら新たな感動を与えるのは至難の業だが、マリオワンダーは想像力豊かな驚きを備えており信じられないほどダイナミックなゲームプレイを実現させている。魅力と熱意が詰まったこのゲームを好きにならないわけがない。
90点 いくつかの要素は協力プレイに不向きだったりラスボスが記憶に残らないなど本作における欠点はあるが、久しぶりとなる2Dマリオの独自性あふれるアイデアを大いに評価している。そして2017年から長く続いたSwitchをゼルダとマリオの2作品で締めくくれたことはお見事と言うほかない。
90点 新しいアイデアやギミックに満ち溢れ2Dマリオでありながら新鮮な体験がもたらされたことは実にワンダーである。これはノスタルジックな作品ではなく、真の次世代2Dマリオゲームとして新たな道を切り開いた。
87点 ゲーム難易度のバランスが悪く感じられたり欠点がないわけではないが、ゲーム性は実に素晴らしくマリオの根幹にある楽しさは揺ぎない。ワンダーフラワーと意外性のあるエフェクトの数々でゲームを盛り上げ、史上最高の協力プレイも備わりマリオブラザーズの完成体が誕生した。
85点 レベルデザイン、遊びの幅、ゲーム性、サウンドトラック、ビジュアル…そのすべてが最高の2Dプラットフォーマーに押し上げている。ただしコアゲーマーにとってはゲームが簡単に感じられるだろう。
85点 2023年にまさか2Dマリオが私たちを驚かせることになるとは思ってもいなかった。最初から最後まで驚きの連続が与えられ、絶対的に楽しいゲームプレイによって期待をはるかに上回る作品だ。欠点を挙げるとするならコンテンツの少なさとチャレンジが限定的であることだが、それは素晴らしさを妨げる要因にはならない。
2024年(準備中)- 📅2023年
Posted by しろくま