【81点】ウォーロンの評価まとめ 戦闘は好感触のソウルライク作品

Metacritic

ウォーロンのタイトル画像

ダーク三國アクションRPGウォーロン フォールン ダイナスティの評価はそれなりに好評です(メタスコア81点)。カジュアルゲーマーを徹底排除したハードコア向けの作品が完成しました。

難易度の高い死にゲーに仕上がっておりソウルライクが好きな人にはハマるかもしれません。敵を研究すれば必ず攻略の糸口が見てくるため、理不尽さの中に訪れるその瞬間がたまらないそうです。

📌メタスコアとは
レビューまとめサイト『Metacritic』が表示するスコア群のことです。海外メディアや批評家たちのクリア評価を平均化してくれるため信頼できるスコアに落ち着きます。

ただし大勢のプレイヤーが面白いと答えていても自分の感性にハマるかどうかは分かりません。評価とは多数決の結果であり少数派の意見を無視するようなものだからです。

PS5版のメタスコア

今回参考にしているメタスコアはレビュー数の多いPS5版になります。最適化不足やスペック問題がスコアに影響しやすいPC版よりもゲーム本質の評価と言えるのかもしれません。

Sekiroのような戦闘感覚

ウォーロンのレビューが解禁されました!海外の批評家たちが導き出したクリア評価はメタスコア81です。わずかな時間で48票集まりスコアも落ち着きつつあります。

レビューを読んでいくと近接武器によるぶつかり合いが高い評価を受けておりSekiroのような戦闘を楽しめるそうです。しかし彼らが口を揃えて言うのは『万人受けはしない』の一言。

ところでメタスコア81点とはどれぐらいの面白さなのでしょうか。評価が近いゲームは他にどういった作品があるのか気になったので一覧にまとめます。

ソウルライク限定メタスコア
92 Demon’s Soul (2020)
92 Bloodborne
91 Dark Souls 2
90 Sekiro
89 Dark Souls 3
88 Nioh
85 Nioh 2
84 Dark Souls Remasterd
81 Wo Long: Fallen Dynasty
79 STAR WARS Jedi: Fallen Order
76 Mortal Shell
75 The Surge 2
73 The Surge
70 Code Vein
68 Lords Of The Fallen
64 Hellpoint

個人的にどれもこれも魅力的なゲームなのですが、ウォーロンのような高難易度ゲームはそれこそ人を選ぶためスコアが当てになるかどうかは何とも言えないところです。

海外の評価レビューまとめ (ネタバレなし)

Good評価 40票
賛否両論 8票
Bad評価 0票

 100点 ウォーロンのプレイ感覚は『真・三國無双』や『仁王』のビジュアル&剣術に『Sekiro』を少々加えたように感じられる。かなり難しめのゲームだが不可能に思われることを達成したときの満足感は他では味わえない。

 100点 ウォーロンは説得力のあるストーリーに、これまで経験したことがない高速かつ面白いソウルライクな戦闘が組み込まれている。プレイする前にエナジードリンクを用意しておいたほうがいいだろう。ゲームが要求するスピードに付いていくため集中力を要するからだ。

 95点 Team Ninjaの前作からほぼ全ての面で改善。三国志をベースにしたファンタジー色の強いストーリーと独特な戦闘システムは、一度ゲーム機の電源を切ってもまたすぐに入れなおしたくなるほどの魅力が詰まっている。

 90点 ウォーロンの難易度は壁のように高く最初は乗り越えられないと思えるが、それは不公平なわけではなく敵の戦闘スタイルを学び熟練することで攻略できる。ストレスが溜まることもあり忍耐力も必要だが、強敵に打ち勝ったときの快感は何ものにも代え難い。

 90点 最初にウォーロンは万人受けするものではないと強調しておきたい。パリィシステムは非常に難しく感じるが、経験豊富なTeamの設定、美学、アクションセンスによってその困難を乗り越える価値あるものに作り上げた。

 81点 Sekiroと同じようなスピード感で戦えるが、最初のボスがもう少し難しすぎずそれ以降の難易度カーブもやや平坦に抑えてあれば『Nioh 2』に勝てたかもしれない。しかしこのジャンルのファンであれば誰にでも勧められるアクションRPGと言える。

 80点 ウォーロンは優れたアクションゲームとしてフロムソフトウェアの作品と同列に語られるべき理由を実力で示した。しかし完成度の高い戦闘面とは裏腹に、プレイヤーのやる気を削ぎ落すUIや操作性の悪さについては残念である。

 80点 Nionとは異なりDark SoulsよりもSekiroに近く感じられる。近接武器のぶつかり合いに関してはSekiro以来の満足いく作品でありウォーロンが最高峰だろう。しかし貧弱なストーリー性や敵の種類の少なさには少し失望しているのも事実。

 80点 いわゆる死にゲーを好むプレイヤーにとっては崇拝されるゲームになるかもしれない。『Nioh』や『Sekiro』あるいは『忍者龍剣伝』が好きな人ならこの作品を食べつくすことができるだろう。それ以外の人?昔ながらのハードコアアクションゲームなので万人受けはしない。

 80点 Team Ninjaは最高の作品を見せてくれた。ウォーロンにはまだいくつかの問題点が残されてはいるが、その完成品は見事なソウルライクに仕上がっている。

 80点 フロムソフトウェアの構築する繊細な世界観には遠く及ばないが、ウォーロンの踊るような戦闘やソウルライク方式のひねりはこのジャンルにおける最も有効な派生の一つだろう。

 75点 ハック&スラッシュRPGのジャンルに新たに加わったハードコアな作品。しかし高い難易度や疑問点が残る敵AIによってデザインのニュアンスが損なわれており、Team Ninjaの過去作ほど高みには到達していない。

 60点 基本部分はよく出来ているのだが『Nioh』から何か突出しているわけでもない。Niohシリーズ未経験者あるいは同じような作品を求めていたプレイヤーなら喜ばれる作品。

新作ゲームのメタスコア評価まとめ