次世代Gen5 SSDのベンチマーク公開 もはや異次元過ぎる性能へ
Nextorage社が開発中の次世代Gen5 SSDについてベンチマーク結果が公開されました。エンジニアリングサンプルではありますがその性能は世界最速SSDより48%高速です。
シーケンシャル読み取り速度は大台の10,000MB/sに到達し、書込み速度は9,500MB/sを記録。最終的な製品版でどこまで仕上げてくるのか楽しみです。
これらの情報は液体窒素おじさんの会社訪問動画によって公開されました。
液体窒素おじさんの会社訪問!
マニアックな自作erの間で絶大な人気を誇る液体窒素おじさん(別名:清水貴裕さん)による突撃会社訪問です。次世代SSDの性能やいかに。
Nextorage社の開発拠点は国内にあるため動画もすべて日本語で進行されます。字幕翻訳なしでPCニュースを見られるのが非常に新鮮。
最初にベンチマーク測定を行い、さらに動画編集ソフトによる実用性なども検証していきます。次世代Gen5 SSDの魅力が存分に引き出された動画をぜひご覧ください。
PCIe Gen5 SSD速すぎワロタw
PCIe Gen5 SSD速すぎワロタw
Nextorageさんのテストサンプルすごい???????? pic.twitter.com/SzJqJBR4xV— 清水 貴裕 (@Shimizu_OC) November 26, 2022
ついに大台の10,000MB/s到達へ。まだ速度上限には達していませんが熱問題との兼ね合いもあるのでしょうね。
超爆速のGen5 SSDは主に動画編集で力を発揮すると予想されます。ゲーム用途は既にロード時間の限界に到達しているため恩恵は少ないかもしれません。
気になる熱問題
温度上昇が非常にゆるやかでFlash温度は59℃をキープしています。しかも検証に使用したSSDクーラーは空冷ファンを搭載していないのですから驚きます。
なんとパッシブヒートシンクのままGen5 SSDの性能をフルに発揮可能とのことです。PC内のモーターを少しでも減らしたいユーザーにとってパッシブヒートシンクは絶対と言えます。
Nextorage製のオリジナルヒートシンク凄いですね。Gen5は爆熱すぎて空冷ファン必須になるかと諦めかけていたので熱問題の解消は非常に嬉しいポイントです。
また動画内では『ヒートシンクなしではどうなるのか』の実験もされていました。