Radeon RX 7900 XTXの圧倒的コスパにざわつくハイエンド界隈
ハイエンドグラボもいよいよ戦いが始まります。Radeon RX 7900 XTXのゲーミング性能は格上のRTX4090に近づきながらもRTX4080より安く購入できるそうです。
コストパフォーマンスも魅力的ですが消費電力の低さにも自信を見せておりTGP350Wまで抑えられました。RTX4090が450W以上消費する事を考えると驚くべきワットパフォーマンスです。
また発火問題が起きやすい12VHPWR電源コネクタの危険性が浮き彫りになる中でRadeonは従来の8ピンを使用し安心安全であるとAMDは主張しています。
ライバルと性能コスパ比較
いくつかの有名ゲームを4Kで動かしたと想定されるフレームレートです。
Watch Dogs: Region 4K | フレームレート | |
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GeForce RTX 4090 |
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Radeon RX 7900 XTX |
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Radeon RX 6950 XT |
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GeForce RTX 3090 Ti |
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Cyberpunk 2077 4K | フレームレート | |
Radeon RX 7900 XTX |
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GeForce RTX 4090 |
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GeForce RTX 3090 Ti |
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Radeon RX 6950 XT |
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Metro Exodus 4K, RT High | フレームレート | |
Radeon RX 7900 XTX |
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GeForce RTX 4090 |
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GeForce RTX 3090 Ti |
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Radeon RX 6950 XT |
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■RTX4090相当の性能(?)
Radeon RX 7900 XTXの4Kゲーミング性能はGeForce RTX 4090に近い性能を持っていることがグラフから分かります。ただしAMD発表の独自数値から算出している点には注意です。
■圧倒的なコストパフォーマンス
GeForce RTX 4090が1,599ドルで販売されていますがRadeon RX 7900 XTXはなんと999ドルから提供予定です。これはRTX4080の1,199ドルよりさらに200ドル安い価格になります。
■圧倒的なワットパフォーマンス
GeForce RTX 4090が450W以上消費するのに対してRX 7900 XTXはTGP350Wに設定されています。これはRTX 4080のTGP320Wに近い消費電力になります。
『ワットパフォーマンスに最も力を入れた』と発言されているようにAMDも自信に満ち溢れています。とにかくユーザーベンチマークが今から楽しみでなりません。
本気でシェアを奪いに来たAMD
発売予定12月13日に向けてRadeon RX 7900シリーズを現在大量生産中です。ライバルと同数の15万台もしくはそれ以上の供給を用意しており争奪戦は起きにくいと予想されます。
購入を控えているハイエンドゲーマー全員にグラフィックボードを行き渡らせることが目的であり、NVIDIAが発火問題でゴタゴタしている今こそシェアを奪うチャンスです。
判明している事前情報だけでも十分にお買い得なグラフィックボードだと考えます。ただRTX4090の件が頭にちらつくので1ヶ月は様子見したいところ…。
仕様表 | Radeon RX 7900 XTX |
GeForce RTX 4090 |
GeForce RTX 4080 16GB |
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プロセス | 5nm+6nm | 4N | 4N |
RTコア | 96基 | 128基 | 76基 |
FP32 | 61 TFLOPs | 83 TFLOPs | 49 TFLOPS |
メモリ容量 | GDDR6 24GB | GDDR6X 24GB | GDDR6X 16GB |
メモリバス | 384-bit | 384-bit | 256-bit |
メモリクロック | 20 Gbps | 26.3 Gbps | 22.4 Gbps |
TGP | 350W | 450W | 320W |
価格 | 999ドル | 1,599ドル | 1,199ドル |
ユーザーベンチマークの結果次第ですがおそらくGeForce RTX 4080から4090の中間的な性能になると推測されます。