Zen3の買い時はもうすぐ Ryzen5000シリーズ最安値更新
AMDの次世代CPU"Ryzen 7000 Zen4″の発売を間近に控え、Ryzen 5000シリーズ(Zen3)の販売価格が大きく下がり始めています。
約2年間、Ryzen 5000は競争力のあるマルチスレッド性能を発揮し最前線で戦ってきました。今でも一般用途なら満足できるパフォーマンスを持っているに違いありません。
AMDはもうすぐDDR5に完全移行するためDDR4を使いまわしできるZen3はコスパ重視のユーザーにお勧めです。むしろこれからが買い時かも?
最新を追いかけるかコスパ重視か
最先端CPUは絶対的な性能を保証しますがスペックを追い求めるとすべての価格が跳ね上がります。マザーボードだけでなくメモリも買い換えるとなるとおそらく十数万円は飛びます。
動画編集などビジネス用途では高性能CPUが欲しくなりますが、一般ユーザーのようなコンテンツ消費サイドは特に急ぐ必要もないため型落ち商品の選択肢もあります。
狙い目なのはZen3 CPU/AM4マザボ/DDR4メモリをセット価格で販売している格安ショップです。最強コスパにしか興味がない自作ユーザーはタイミングがくるまでじっと待つとか。
Zen3 CPU一覧 | 7月 | 8月 | 9月 |
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Ryzen 9 5900X | 5.5万円 | 5.2万円 | 4.85万円 |
Ryzen 7 5800X3D | 6.7万円 | 6.6万円 | 5.7万円 |
Ryzen 7 5700X | 4.3万円 | 3.7万円 | 3.65万円 |
Ryzen 7 5700G | 3.8万円 | 3.5万円 | 3.2万円 |
Ryzen 5 5600X | 2.85万円 | 2.7万円 | 2.5万円 |
大きく値下がりしているアメリカに対して日本は穏やかです。Zen4が発売されたらさらに下を掘ってくれることに期待します。
ただ日本の場合、何が怖いかというと為替の影響です。Zen3やDDR4は最安値を更新しているものの円安を加味すると更なる値下げは渋る可能性すらあります。
DDR4メモリは今こそ買い時
少し話はそれますがDDR4は今から買っても遅くありません。Raptor Lakeは引き続きDDR4をサポートしており将来的にZen3から乗り換えるときの候補になります。
DDR5はまだ発展途上の技術であり今購入しても数年後にはどのみち買い換えるため、それならばDDR5最終形態が登場するまでDDR4のまま粘るのも一つの方法です。
メモリは生産終了すると値上がりもしくは価格維持される傾向があり、一概には言えませんが差額を気にせず次世代メモリに切り換えられるのも金銭的なメリットです。
コスパ重視のお勧め買い替えルート | |
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2022年 | Zen3 CPU + AM4マザボ + DDR4メモリ セット購入 |
2024年 | Raptor Lake CPU + LGA1700マザボ セット購入 |
遠い未来 | 未定CPU + DDR5最終形態 |