超安い! ASRock H610M-HDV/M.2マザボの性能リーク

Alder Lakeに対応したエントリーモデルのマザーボード価格がリークされました。85ドルはなかなか魅力的です。

TDP65W版のCPUを乗せる予定ならH610で問題ありません。ただし最も低コストなマザーボードはM.2スロットが1個しかないので注意してください。

ASRock製のH610およびB660マザーボードの外観や販売価格がリークされました。来週のCES2022で正式発表されるとさらに安くなる可能性があります。

今までは高額なマザーボードしかなくコスパ最強であるAlder Lakeの強みを生かしきれていませんでした。今回の低コストマザーボードの発表によってIntelは躍進することでしょう。

しかし現在、世界的な半導体不足によってH670チップセットなど一部のマザーボードは到着が遅れる可能性もあります。

必要最低限の機能だけ取り入れたASRock製のH610マザーボードです。おおよそ85ドルで販売されると予想しています。

7+1フェーズのVRMを搭載していることから定格ならば問題ない性能を持っています。M.2スロットが2個あるように見えますが片方はWi-Fi専用スロットです。

CPUすぐ下にM.2らしき形跡がありますが、後に紹介するB660M-HDVと製造工程を共有してコスト削減するためだと思います。

最後にH610M-HDV/M.2のバックパネルを見ていくと本当に極限までコストを低く抑えてあることが分かります。

CPUサポート	すべてのAlder Lake CPU ※Kシリーズも乗るけどTDP65W版推奨
メモリーサポート	2スロット DDR4
PCI-Express	x16 Gen 3.0? x1 Gen 3.0 x1 Gen 3.0
M.2	Gen 3.0? x4
SATA	4ポート
USB	2ポート: USB 3.1 2ポート: USB 2.0
映像出力	HDMI DisplayPort D-Sub
オーディオ	あり
ネットワーク	LAN M.2 Wi-Fiスロット
サイズ	MicroATX
価格	$85 US

H610よりは多少マシになったASRock製のB660マザーボードです。こちらは100ドルで販売されると予想しています。

7+1フェーズのVRMを搭載していることから定格ならば問題ない性能を持っています。H610版との違いはM.2スロットが2個に増えており、そこに15ドルの価値があるなら買いでしょう。

最後にB660M-HDVのバックパネルを見ていくと、こちらはUSB Type-Cに対応しています。

CPUサポート	すべてのAlder Lake CPU ※Kシリーズも乗るけどTDP65W版推奨
メモリーサポート	2スロット DDR4
PCI-Express	x16 Gen 4.0 x1 Gen 3.0 x1 Gen 3.0
M.2	Gen 4.0×4 Gen ? x4
SATA	4ポート
USB	1ポート: USB 3.2 Gen2 Type-A 1ポート: USB 3.2 Gen2 Type-C 2ポート: USB 3.1 2ポート: USB 2.0
映像出力	HDMI DisplayPort D-Sub
オーディオ	あり
ネットワーク	LAN M.2 Wi-Fiスロット
サイズ	MicroATX
価格	$100 US