ゼルダの伝説ティアキンはエミュレータ上で60FPS動作可能

Switchエミュレータの完成度が高すぎる件,ゼルダの伝説シリーズ

ゼルダの伝説ティアキンの発売2週間前ですがROMデータがすでに流出しており、恐れ知らずの海外ユーザーはエミュレータで好き放題に遊んでいるとメディアによって報じられました。

ただし動作は快適ではなく30FPS以下になってしまうパフォーマンス問題があるそうです。が、そんな不満を解消すべく60FPSパッチが即座に製作

クリアまで動作確認されているYuzuやRyujinxの再現性にも驚きですが、Switch本機でも不可能な60FPS動作を可能にしてしまうのは何と言うか…。

30FPSパッチを使用しエミュレータ速度を200%にしても、60FPSパッチで動かすよりも不安定になります。そのため60FPS必要なときは60FPSパッチを導入しましょう。

“Ctrl + U"を押してフレームレートのロック解除すると動的に変動しますが、場合によっては余計なスタッターが発生することに注意してください。

■既知のバグ
Yuzu ・60FPSパッチを適用すると武器切り替えUIの背景ぼかしが黒く表示される。
・60FPSパッチを適用するとカットシーンも2倍速で再生されてしまう。(当面はビデオを60FPSでエンコードし直す別MODで代用)
Ryujinx ・起動時またはプレイ中にクラッシュする可能性がある。(問題が発生したら右クリックしてCache Management → Queue PPTC Rebuildを選択)

パッチ製作者によるとグラフィックの表示バグやRyujinxのクラッシュ問題は優先的に修正していくそうです。

コメントをピックアップ

 素晴らしい作品です!ですがカットシーンの再生が早すぎて音ズレが発生します。

 高スペックPCでは問題なく60FPS動作しますがSteam Deckではまだパフォーマンスが足りないようです。

 こんなに早くMODが作られるとは素晴らしい!あとは75hz/90hz/120hz/144hzバージョンもお待ちしております。

快適動作したスペックまとめ

 Ryujinxで素晴らしいゲームプレイができました。Core i9-12900K / GeForce RTX 4090

 このMODはとてもよく機能してくれます。Ryzen 7 5800X3D / Radeon RX 6700XT

 キャッシュ構築中に小さなカクツキはありますがRyujinxでスムーズな60FPS動作してくれました。Core i5-13600K / GeForce RTX 4070

 カットシーン以外は完璧動作。Core i7-12700K / GeForce RTX 3060 Ti

スペック不足まとめ

 GeForce RTX 3050では60FPSにならないようです…。

 Ryzen 5600X / GeForce RTX 3070 TiですがVulkandとopenGLで35~40FPS動作しています。GPU使用率が70%なんですがどうしたら100%になりますか?

 Core i7 9700K / GeForce RTX 3080ですが60FPS維持するには性能が足りないようです。

 Ryujinxを使用していますがOpenGLに切り替えたら42~50FPSに到達しました。Ryzen 3950X / GeForce GTX 1080 Ti

 Ryzen 5 5600Gを使用していますが60FPSはうまく行かず、30FPS版を使用しています。