GeForce RTX 4090の発火原因についてNVIDIAが公式発表
GeForce RTX 4090の発火原因についてNVIDIAから公式発表がありました。主な要因は12VHPWR電源コネクタがしっかりと差し込まれていないことであり設計上の問題はまだ見つかっておりません。
ユーザーエラーの可能性が高いと仮説を立てたGamersNexusやコルセア技術開発者は正しかったわけですね。以下に公式発表を翻訳します。
電源コネクタアップデート 2022/11/18
私たちはこの報告について積極的に調査しており、全世界で約50件の事例を確認されています。
これまでの調査結果によると電源コネクタがグラフィックボードに完全に接続されていないことが主な原因であると示唆しています。
グラフィックボードをマザーボードに差し込む前に、電源ドングルをグラフィックボードにしっかりと挿入し均等に接続されているか確認することをお勧めします。
グラフィックボードの電源を挿入する前にコネクタが安全であるかどうかをユーザーが確認する方法については調査継続中です。
NVIDIAと当社パートナーは使用されたケーブルやカードに関係なく、迅速な交換保証サービスによってお客様をサポートすることに尽力します。
根本的な解決策には至っていない
今のところただの経過報告に過ぎず不安を拭いきれるわけではありません。圧力がかかると危険なことに変わりなく依然として細心の注意を払う必要があります。
そもそも12VHPWR(16ピン)を使用していることが問題ですので根本的な解決は難しい気がします。これに対してAMDは『うちは12VHPWRを使用していないので安心してください!』とコメントを残しました。
NVIDIAは早急に安全策を見つけなければならず、もしかすると今回のことが切っ掛けでハイエンドのシェア率が変動する可能性すらあります。