GeForce RTX 3090 Tiの発売日は来年1月下旬かも

CES2022,NVIDIA

GeForce RTX

最強グラボRTX 3090 Tiの発売日はいまだ未定ですが来年の1月末というのが最も有力です。知っての通り半導体不足によって遅れる可能性も大いにあります。

それにしてもGeForce RTX 3090はとんでもない価格していますね。グラボ一つが30万円…。

リークによって1月下旬発売を示唆

NVIDIA GeForce RTX 3090 Tiに関する最近のリーク情報をすべて見ていくと、NVIDIAが間もなくGPUベンチマークの新しい王様になるべくRTX 3090から置き換えられることは明らかです。

最強グラフィックスボードの正確な仕様や発売日は不明なままですが、後者に関してはリークされた情報により入手可能日として2022年1月27日を示唆しています。

CES2022にてGeForce RTX 3090 Tiを正式に発表すると噂されており製品レビューの禁止を解除するでしょう。おそらくMSI GeForce RTX 3090 Ti Suprim X 24Gが使用されると予想しています。

VideoCardzリーク

SI GeForce RTX 3090 Ti Suprim X

情報元はVideoCardzによるものですがもう一つのソースもそれを裏付けています。1月27日の発売に向けてGeForce RTX 3090を『棚上げ』して欲しいというのはかなり安全な賭けです。

GeForce RTX 3090 Tiは更なる高いパフォーマンスを提供することで新しいフラッグシップ製品になります。現在リークによって判明している仕様は以下の通りです。

仕様 RTX 3090 Ti RTX 3090
アーキテクチャ Ampere Ampere
GPU GA102 GA102
メモリ容量 24GB GDDR6X 24GB GDDR6X
メモリバス 384-bit 384-bit
メモリ転送速度 21GT/s 19.5GT/s
帯域幅 1,018Gbps
+8.8%
936Gbps
CUDA 10,752
+2.4%
10,496
TDP 450W 350W
希望小売価格 $1,499 US $1,499 US

RTX 3090 Tiは高いクロック周波数を実現しないかぎり256CUDA追加だけでは大幅なパフォーマンスは得られないでしょう。コア数は2.4%しか増加していません。

ただしメモリが高速になり帯域幅が936.2GBpsから1,018GBpsへと9%増加し、帯域幅を大量に消費するゲームやマイニング性能にプラスの影響を与えます。

RTX3080は廃止される?

同価格であるRTX 3090が将来的にどうなるかは不明です。RTX 3070 TiやRTX 3080 Tiの供給を重視するために3080の製造を廃止する可能性もあります。

それからマイニング対策がされてあるLHRモデルがRTX 3090 Tiに実装されるかどうかも興味深いところです。おそらくLHR回避策に躍起になるマイニング愛好家たちと戦う調整を行うでしょう。

現時点ではリーク情報以上のものが存在しないためRTX 3090 Tiの発売日を決定することはできません。NVIDIAはCES2022に直接参加しないためNVIDIA YouTubeからの発表をご期待ください。