ゼルダの伝説ティアキンを8K解像度で遊べるオプティマイザーMOD 2.0登場

Switchエミュレータの完成度が高すぎる件

TOTK Optimizer 2.0リリース

ゼルダの伝説ティアキンを高画質/高FPSで遊べるMOD「TOTK Optimizer 2.0」がリリースされました。ダイナミックFPS、8K解像度、フリーカメラなど新機能が実装されPCゲームのように動作します。

さらにゲーム速度を自動調整する機能によって低スペックPCでも60FPS維持も可能になります。参考までにこのMODはSwitchでも利用できますがRyujinxなどのSwitchエミュレータ推奨です。

TOTK Optimizer 2.0とは [翻訳]

TOTK OptimizerのUIが大きく変わった

TOTK Optimizer 2.0をリリースすることができて嬉しく思います。これまでUltraCam Beyondの開発に1000時間以上の労力を費やしており最大のアップデートです。

まず最初に、アーリーアクセス版に向けてサポートや寄付をしてくださった皆さんに感謝します。一人一人の協力が巨大プロジェクトに挑戦する私の大きな支えになりフルタイムで働くことができました。

UltraCam 3.0には何が含まれる?

現時点での機能はリアルタイムで動的に解像度を切り替えたりFPS / FOV / ゲーム速度の調整が可能になるコマンドコンソールが実装されます。(将来的には分かりやすいゲーム内UIを実装したりコード最適化予定)

また4月中のリリースを予定しているバージョン3ではキャラクター等を自在にスポーンさせる「ACTOR spawning機能」を追加予定であり、順調に進めばランダマイザー機能も搭載されるかもしれません。

新機能を詳しく紹介

機能名 簡単な説明
FPS Beyond 目標FPSに向けて動的にゲーム速度を調整する機能。ただし一部の祠では歯車が正常動作しなくなるため60FPSに制限。また祠ごとに物理演算がおかしかった問題も修正。
Resolution Beyond 内部解像度を最大8Kまで高めて超高画質を可能とする機能。
比較画像: Internal Res Imgsli
Internal Memory Allocation 内部メモリの割り当て機能が実装されHDテクスチャパックなど適用可能。
新たな設定 ■Render Distance
レンダリング距離を調整し遠くまで描画を可能にする。(高スペック必要)
■Triple Buffer
トリプルバッファーを使用しスムーズなゲーム動作を可能にする。
■Quality Improvements
動的解像度とFSRを無効化し高画質化を狙う。
■Disable FXAA
FXAA(アンチエイリアシング)を無効化する。
■Depth of Field
焦点以外の視界をボヤけさせる被写界深度を無効化する。
■LensFlare
光源を見た時にカメラのように眩しくなる描写を無効化。
FOV Beyond FOV(視野角)を調整する。
UltraCam Beyond フリーカメラ機能により全方向360度回転と360度傾斜が可能。また時間帯や天候をコントロールする機能も。
アーリーアクセス機能 ゲームを一時停止したりオブジェクトやNPCにターゲットを合わせる機能。
Camera Speed カメラの速度を調整可能。
Time Speed 時間の流れを遅くしたり早くしたり停止できる。
Benchmarks ベンチマーク機能。カカリコ村、空島、Lookout Landing、コログの森、ゴロンシティの5箇所。
Yuzu関連 Yuzuに関する記述が削除され名称をレガシーモードに変更。将来的に互換性のあるエミュレータが登場すれば動作可能。