GeForce GTX 1650の性能比較/ライバルコスパ対決

GTX 1650のゲーミング性能調査

GeForce GTX 1650のゲーミング性能はどれぐらいあるのでしょうか。発売から3年以上経過した今でも最新ゲームを快適に遊ぶことができるのか徹底調査しました。

また同価格帯ライバルであるRadeonやIntelとベンチマーク比較/コスパ比較を行い相対的に使えるグラボか検証していきます。がんばれGTX 1650!

省エネでコンパクトなGTX 1650は使い勝手が良く長年愛用しているユーザーも多くいると思います。いつ買い換えるべきなのか悩みも解消しましょう。

GeForce GTX 1650の特徴

✅ 価格の割にゲーミング性能が高い
✅ 補助電源なし ファンレス可能な省エネ設計
AMD FSRに対応
❌ NVIDIA DLSSに非対応
❌ レイトレーシングに非対応

基本スペック

NVIDIA GeForce GTX 1650
TUF-GTX1650-4GD6-GAMING
※画像はASUSです
CUDAコア数 896
メモリ GDDR5 4GB
GDDR6 4GB
メモリバス 128 bit
メモリクロック 12 Gbps
解像度 8K (7680 x 4320)
消費電力 75W (補助電源なし)
サポート G-SYNC, AMD FSR
価格 19,980円(税込)
※2022年11月17日の価格.com

GeForce GTX 1650は2019年4月に発売されたエントリークラスのグラフィックボードです。なるべく費用を抑えたいライトゲーマー向けに生産された商品になります。

RTX 2060のリリース当初、価格があまりにも高すぎるためローコストな商品が待ち望まれていました。そこへ登場したのがGTX 1050 Tiの再来と言われるGTX 1650です。

手を出しやすい価格であること、TDP75Wに抑え補助電源不要なこと、そしてファンレス可能なこと。それら使い勝手の良さから2022年11月でもグラボ全体のシェア率3位をキープしています。

GDDR5版とGDDR6版

登場から1年後、GDDR6を採用したグラフィックボードも同時に発売されました。現在2種類が混じっており10~15%ほど性能が変わるため購入する際には注意してください。

参考リンク: GDDR5版と何が違う? ZOTACのGDDR6版GeForce GTX 1650で補助電源なしの限界に挑む

最新ゲームの要求スペック

今なお高い人気を誇るGTX 1650ですが発売から3年以上経過した今でもゲームを快適に遊べるパフォーマンスがあるのでしょうか。実際のフレームレートなど知りたいところです。

2019~2022年に発売された人気ゲームからメーカーが指定する要求スペックを分かりやすくグラフ化。比較して数値を超えていればフルHD高画質@60FPS動作可能になります。

アイコンによる確認方法

 赤色 スペックが圧倒的に足りません。諦めてください。
 黄色 グラフィック設定を落とせば十分にプレイできます。
 緑色 要求スペックを満たして快適に遊べます。Let's Go!

ゲーム名 推奨スペック(GPU)を数値化
サイバーパンク2077 ウルトラ4K+RT
17,552
サイバーパンク2077 ウルトラ2K+RT
13,776
黒い砂漠 ウルトラモード
8,969
サイバーパンク2077 フルHD+RT
7,504
スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE
7,504
ジャッジアイズ:死神の遺言Remastered
7,504
メイドインアビス 闇を目指した連星
7,091
ファイナルファンタジー7リメイク インターグレード
7,091
サイバーパンク2077 フルHD
6,108
仁王2 Complete Edition
6,108
黒い砂漠 リマスターモード
6,046
バイオハザード ヴィレッジ
6,046
Forza Horizon 5
6,046
Hitman 3
6,046
エルデンリング
5,794
Victoria 3
5,455
EA SPORTS FIFA 23
5,455
Marvel’s Spider-Man Remastered
4,178
God of War
4,178
アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション
4,178
Call of Duty: Modern Warfare II
4,178
デス・ストランディング
4,178
モンスターハンター:ライズ
4,178
モンスターハンター:ワールド
4,178
トライアングルストラテジー
4,178
ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルR
4,178
ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オフライン
3,779
エーペックス レジェンズ
3,642
黒い砂漠
3,642
ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレ
3,642
Microsoft Flight Simulator
3,642
GeForce GTX 1650
3,551
ドラゴンボール ザ ブレイカーズ
2,824
ディズニー ドリームライトバレー
2,286
NBA 2K23
2,286
ペルソナ5ザ・ロイヤル
1,677
Factorio
1,271
RimWorld
130
Among Us
87

元々がエントリーモデルですので数年も経てばスペック不足を感じるゲームはどうしても多くなります。ですが画質を気にしなければグラフィック品質を落としてフルHD@60FPSも可能です。

またAMD FSRに対応しているゲームに限り推奨スペック未満でも高画質のまま60FPS到達することもできます。『GTX 1650はまだまだ使える』と思わせる理由の一つ。

例えばジャッジアイズの要求スペックははるか上空にありますがFSR 2.1の恩恵で高画質@70FPSのスムーズなゲームプレイができました。FSRも年々技術が進歩してきており意外と古いグラボのまま遊べるのです。

■AMD FSRってなに?
FSRとはレンダリング時に低解像度に落とすことで処理を軽くする技術です。画面出力時は再びアップスケーリングするのですが、AIテクノロジーをフル活用して高画質かつ高パフォーマンスを実現しました。

Cyberpunk 2077のFSR効果が凄い

サイバーパンク2077黄昏
フルHD Low設定 フレームレート
1080p Low + FSR Performance
70~80 FPS
1080p Low + FSR Balanced
65~75 FPS
1080p Low + FSR Quality
60~70 FPS
1080p Low + FSR Ultra Quality
55~65 FPS
1080p Low
35~45 FPS
フルHD Medium設定 フレームレート
1080p Medium + FSR Quality
45~60 FPS
1080p Medium + FSR Ultra Quality
35~45 FPS
1080p Medium
30~45 FPS
フルHD High設定 フレームレート
1080p High + FSR Quality
40~55 FPS
1080p High + FSR Ultra Quality
35~45 FPS
1080p High
30~40 FPS

ベンチマーク的な役割を果たしてくれるサイバーパンク2077が参考になります。もちろん高画質プレイは難しいのですが設定を落としてFSRを使用すればこの通りバッチリ動作可能です。

推奨スペックを満たしていなくても諦める必要はありません。AMD FSRに対応しているゲームであればエントリークラスGTX 1650でも重量級ゲームを遊べることが分かりました。

■FSRに対応していないゲームは?
2022年最も売れたゲームであるエルデンリングはFSRに対応しておらずサイバーパンクほど快適に動作してくれません。とはいえLow設定まで下げれば1080p@45~60FPSでプレイ可能です。

ライバルとコスパ比較

エントリークラスでも意外と遊べることが分かりました。次は同価格帯ライバルと比較してGTX 1650のコスパを調査します。

価格や性能的に近いグラフィックボードをいくつか選んでグラフ表示しました。最近発売されたばかりの期待の新星Intel Ark A380も記載。

※価格は2022年11月17日時点

グラフィックボード 価格.com 3DMark TimeSpy Graphics (DX12)
GeForce GTX 1660 Super 26,800円
6,085
Intel Arc A380 29,680円
5,170
Radeon RX 6500 XT 17,800円
4,993
Radeon RX 6400 16,980円
3,624
GeForce GTX 1650 19,980円
3,551
GeForce GTX 1050 Ti 18,980円
2,356
GeForce GTX 1630 16,800円
2,097
GeForce GT 1030 9,980円
1,088

並べてみるとGeForceの中ではGTX 1650のコスパが際立って高いことが分かります。GTX 1050 Tiと価格差がそれほど無いにもかかわらず性能は大きく異なるようです。

ここからさらにパフォーマンスを高めるにはGTX 1660 Super級まで一気に跳ね上がるため2万円に抑えたいユーザーはGTX 1650がベストチョイスだと思います。

【Radeonのコスパには敵わない】
ライバルであるRadeonと比較するとGTX 1650のコスパも霞んで見えます。特にRadeon RX 6500 XTは全グラフィックボードの中で最強コスパと言っても過言ではありません。

GTX 1650より低価格ながらも40%高いゲーミング性能を兼ね備えており、しかもレイトレーシングを利用できるのもRX 6500 XTの強みです。

※ただしレイトレは性能が低いので体験程度に使用してください

GTX 1650総評

これからの購入は基本的におすすめしません。同価格帯には最強コスパかつレイトレ対応のRadeon RX 6500 XTが存在するからです。

■GTX 1650所有者はいつ乗り換えるべき?
画質を気にしないプレイヤーであれば2023~2024年も使用可能です。AMD FSRは日々進化しており1.0の時と比べて現在の2.1は大きくパフォーマンスが向上しました。

しかしすべてのゲームがFSRに対応しているわけではありません。もし遊びたいゲームが未対応だった場合は諦めてGeForce GTX 1660 Superに買い替えましょう。3万円以下のベストグラボです。

GeForceゲーミング性能まとめ

NVIDIA / AMD / Intelの切り替えタブ追加予定
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