GeForce RTX 4060 Tiのハードウェア仕様に関する噂 CUDA4352 TDP220W
2023年半ばに発売予定のNVIDIA GeForce RTX 4060 Tiに関するハードウェア仕様の噂が流れました。CUDAコア 4352個, メモリ GDDR6 8GB, TDP 220Wで構成されるとのことです。
これは一早く世界に情報をお届けするお馴染みのkopite7kimiさんによってリークされました。グラフィックボードの先行情報を追いかけていると必ずと言っていいほど遭遇しますね。
2023年のNVIDIAはGeForce RTX 4070 Tiから始まり4070, 4060 Ti, 4060などを投入する計画を立てています。
スペックの噂や価格帯など
RTX 4060 Ti has a very short reference board. The PG190 still uses CEM5 connector.
AD106-350-A1
4352FP32
8G 18Gbps GDDR6
32M L2
220W— kopite7kimi (@kopite7kimi) December 13, 2022
■RTX 4060 Tiのスペック
GeForce RTX 4060 Tiは5nm Ada Lovelaceアーキテクチャを採用しCUDAコアを4352個搭載されるそうです。これはチップの完全構成である4608個より少なくなります。
メモリに関してはGDDR6を採用し8GBの容量を備える予定です。ただし発売から数ヶ月後にGDDR6Xにアップグレードした事例がいくつもあります。
またTDPは220Wになると見られており旧世代であるRTX 3060 Tiより20W高くなる可能性があります。まあ今のところ噂に過ぎないため何とも言えません。
■12VHPWR電源コネクタを採用
RTX 4060 Tiは消費電力が高いわけではありませんがケーブルを一本化するため12VHPWR電源コネクタを採用するそうです。NVIDIAは全ラインナップで新しいコネクタを標準化したいと考えています。
■500ドル未満が期待される
海外メディアによるとGeForce RTX 4060 Tiは500ドル未満のミドルレンジ市場に参入すると予想されています。
噂まとめ | GeForce RTX 4060 Ti | GeForce RTX 4070 |
---|---|---|
GPU | Ada Lovelace AD106-350 |
Ada Lovelace AD104-250 |
プロセスノード | TSMC 4N | TSMC 4N |
CUDAコア | 4,352 | 5,888 |
メモリバス | 128-bit | 192-bit |
メモリ速度 | 18 Gbps | 21 Gbps |
帯域幅 | 288 GB/s | 504 GB/s |
TGP | 220W | 250W |