RPCS3 高画質グラフィックを実現
ROM動作数が最も多いRPCS3ですが2021年現在ステートセーブには対応していません。日本語化パッチもありませんので英語に慣れていきましょう。
RPCS3のレビュー
公式スクリーンショット | |
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評価 | ☆☆ 3/5 PS3ゲーム動作率 60% |
コスト | フリーソフト(無料) |
機能性 | チート |
日本語 | 非対応 |
BIOS | 不要 |
プラグイン | 不要 |
RetroArch | 非対応 |
エミュ公式 | ![]() |
関連ページ |
RPCS3は2011年に開発がスタートしたPS3のエミュレータです。当初は本格的なものを作る予定はなく趣味の延長上として少数による解析を進めました。
流れが変わったのは2017~2018年頃、本格的なプロジェクトにしようとパトロンを呼び込み資金提供と新たな開発者が加わったことにより急速に進化します。
あとはステートセーブに対応したり日本語化パッチが提供されたらRPCS3は最強のPS3エミュレータになります。
約6割のゲームが完走可能
2021年現在、公式の動作リストによると完走できるゲームが59.6%、いくつかバグはあるけど遊べるゲームが33.6%とあり合計93.2%のゲームが動作することになります。完全動作を最終目標としている今一番注目のエミュレータです。
推奨PCスペック
必要スペックとしてはCPU性能がすべてと言われるぐらいに消費電力=パワーの世界ですからデスクトップPCを推奨します。PS3レベルになるとグラフィックボードもそれなりのものが必要になり、エミュレータに限ればGeForceが扱いやすいです。
対応OS | ![]() ![]() |
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推奨CPU | Intel Core i5 10500以上 (3.1GHz 6コア12スレッド) AMD Ryzen 5 3600以上 (3.6GHz 6コア12スレッド) |
推奨GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650以上 ※2Dや軽い3DゲームならAPUでも可 |
メモリー | 8GB以上 |
RPCS3導入手順
TPCS3本体とファームウェアのダウンロード
- RPCS3公式サイトのダウンロードページからWindows版を選択してください。
- 次にRPCS3を動かすためにVisual Studio 2019(再頒布可能パッケージ)をダウンロードします。ページを少しスクロールすると「Visual C++ 2019 Redistributable」の項目があると思います。
- PS3のファームウェアも必要なのでPlayStation 3 System Softwareからダウンロードしてください。これで基本部分は終わりです。
RPCS3が起動しない場合の対処法
起動しない人はVisual Studio 2019をインストールすると解決すると思われます。
ゲームソフトの吸い出し方法
- 最後にソフトの吸い出し方法です。初期PS3は吸い出すことができましたがおそらく手元にないと思うのでパソコンで読み込みます。
- 対応しているBlu-rayドライブをRPCS3公式サイトから確認してその型番でネットショップで検索して購入してください。
- どれを買えばいいか分からない人はASUS BC-12D2HT (Amazonで購入)
が実績があるためオススメです。
- Blu-rayドライブが用意できたらPS3 Disc Dumperをダウンロードして使用します。設定も不要で簡単にできます。
- 以上の方法でPS3ソフトの中身を吸い出すことができますが、日本では禁止されていますのでみなさんは上記のやりかたをやらないように注意しましょう。